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おはようございます。

本日で東日本大震災から 4,715日 が経過しました。

トルコ・シリア大地震から2月6日で 1年 です。

元日の令和6年能登半島地震から 35回目 の朝を迎えました。

地震で大きな被害を受けた能登地方では、生活再建へ向けた一歩が始まっています。

先日2月3日(土曜日)、石川県輪島市では、今回の地震で初となる応急仮設住宅の被災者への入居・引き渡し(この日は18世帯55人)がスタートしました。

ただ、輪島市内の被災者の入居の申し込みは4100件を超えているそうですが、用地確保に難航し、現在の着工数は548戸と足りません。

整備はまだ途上にあるようです。

…さて、

今週の2月7日(水曜日)は「 北方領土の日 」です。

1855年2月7日(安政元年12月21日)の日露通好条約調印の日にちなんで、戦後に、北方領土返還要求運動の全国的な盛り上がりを図ることを目的に設定された記念日です。

日本では「北方領土返還要求全国大会」が都内で開催されますが、この日に前後して、ロシアでも北方領土で軍事訓練を実施し、日本(とその同盟国のアメリカ)を牽制することが例年行われてきています。

昨年(2023年)は、日本政府が4月11日に発表した『外交青書(2023年度版)』に「北方領土は日本が主権を有する島々で、日本固有の領土であるが、現在ロシアに不法占拠されている」と記載されたことにロシアが反発し、その直後、4月14日から1週間、ロシアの太平洋艦隊167隻、兵員2万5千人超を動員した北方領土周辺での大規模な軍事演習が抜き打ちで行われています。

“力の外交”の信奉者であるロシアは今も昔も変わりません。

※関連する過去の防災格言
松前重義(1901〜1991 / 東海大学創立者 日ソ交流の功労者)|思則有備(しそくゆうび)

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…さて、今週の木曜日…

2月8日は「コトハジメ(事始)」です。

鮮斎永濯 (1884) 『温古年中行事』の画像
Sensai Eitaku (鮮斎永濯, Japanese, *1843, †1890) – scanned from ISBN 978-4-639-01066-1., パブリック・ドメイン,リンクによる

正月を挟んで、2月と12月の8日を「八日節句」ともいって、また、コトハジメ(事始)、コトオサメ(事納)、コトヨウカ(事八日)とも呼んだりします。

旧暦(陰暦)の2月は、今の暦ではちょうど3月頃となりますので、春がきて暖かくなる頃ですから、各地で農作業がはじまる時期にあたります。

農業神を祭る日本では、古くから、この旧暦2月8日を「コトハジメ」と呼んでは、新しい一年の営みがはじまる日とされるようになりました。

地方によって様々ですが、無病息災を祈って、芋、大根、にんじん、ごぼう、小豆、こんにゃくなどの野菜をたっぷりの味噌汁「おコト汁(六質汁)」を作って食べる風習もあるそうです。

また、この日に、女性が裁縫を休み、錆びた古針や折れた針を集めて、豆腐やコンニャクなどに挿して、川に流したり、神社に納めるなどする「針供養」という行事がおこなわれます。

さらに、この日は、病気やケガなど私たちの痛みを救ってくださる現世利益の仏様「薬師如来」の祭日だともされていて、一般に厄除けの日とも言われています。

そして、風習としては、主に東日本で多く行われていたそうですが、サイカチの実、グミの木、ネギといった匂いの強いモノを家の中で焚き、目籠を家の門口にかけたり、竿の先に目籠をかぶせて家の軒先に高く掲げたりします。

田舎で何度か見かけたことがありますが、この軒先に掲げられた目籠竿は、私にとって“謎”でした。

この日には“一つ目の鬼”がやって来て、家々に悪さをするので、目籠のように目の数の多いモノを出しておいて、鬼を追い返すのだそうです。

しかも、さらに、ややこしいことに「コトハジメ」の行事は、正月を挟んで正月の前に来る12月のほうをコトハジメ、2月をコトオサメと、逆に呼んでいる地方(西日本が多い)もあったりします。

そのため、この古くからの日本の風習に、江戸時代の先人も首をかしげて「実は、何の行事かよくわからない」と、古書にも記述が多く残っているのだそうです。

伝統的な物事の多くは、長い世代に受け継がれていくなかで、本来の目的や意図が失われ、儀式という形だけが残ってしまう、というものなのかもしれません。

「コトハジメ」の謎

民俗学者の柳田国男(1875〜1962)は、コトハジメやコトオサメの「コト」という言葉を、《節日》や《祝祭日》を意味する《古語》である、と解説しました。

そして、ほとんどの人が正月の行事と勘違いしているコトハジメを《正月の行事ではない》と断じています。

また折口信夫(1887〜1953)も、「コト」は《物忌みの日》という意味で、この日から物忌みに入るという意味の《家庭の祭り》がコトハジメであると説明し、物忌みという行為を《神の資格を得るための「謹慎」》だと述べました。

どうやら正月行事ではない様です。

この「物忌み(ものいみ)」というのは、呪術のことです。

つまり、魔物(物怪)や不浄に触れるとされる陰陽師のいう「物忌期」にこれから入るため、この日は怪異に触れないようにするために謹慎しなさい、ということと、謹慎行為には、神霊を迎えるために、不浄を遠ざけ、何もしないで心身の安静な状態を保つこと、を求めたのです。

例えば、寅さん(映画「男はつらいよ」)の故郷柴又では、庚申の日には三尸(さんし)という悪い虫が身体から這い出て、寝ている間に天帝に身体の主の悪行を告げ口するので、この庚申の日は夫婦は子作りをしてはいけない、などと民間伝承されている風習があったりします。

極めて個人的な見解ですが、庚申の日は(悪い虫がでるので)寝てはいけない(徹夜しなさい)、ということと、夫婦は厳粛に謹慎するように言い伝えられたのが、子作りするな、に転じたのだろうな…などと思っております。

「鬼(災害や災厄)」がやってくる日

呪術的な意味からはじまったとしたら、もしかすると、陰陽師のいた推古天皇とか聖徳太子のいた太古の昔から神事としての「コト」が広がっていったのかもしれませんね。

大昔から民間へと伝わるうちに、「コト」は、庶民信仰の農業神と深い係りのある正月行事や農耕儀礼的な意味やらが次第に合わさっていき、魔除けとして目籠を竿につけて軒に立てたり、五穀豊穣や健康長寿を神に祈るため汁を食べたり、(女性が)針仕事を休んで針供養することなどと結びついたりしていったのでしょうね。

ちなみに、針供養は9世紀頃に既にあり、江戸時代には庶民に広がっていたそうですが、厄日と針を供養することの結びつきについても定説がない(はっきりとは分かっていない)そうです。

いずれにせよ、「鬼」や「妖怪」という、何だかよくわからないが、人々に悪さをもたらす災害や疫病やらの災厄が、「コト」と呼ばれる災厄の日の「事八日(コトヨウカ)」にやって来る――伝承が広がったということです。

そうした鬼を恐れるが故に、人々は、魔除け、農業神への神頼み、が行われるようになり、さらに、一年の始まりと終わりを明確にするために「コト」の便利さが多様されたのが始まりだったのかなと思いました。

「コト」を境にして、2月8日までにあった悪い災厄が終わりを迎え、そして、新しい「事」がスタートするのだと思うと、未来は明るい気もしてきます。

2月8日を機に、今年も、頑張って参りましょう!



◆執筆者
SEI SHOP(セイショップ)総合プロデューサー
平井敬也(ひらい ひろや)

防災士(日本防災士機構登録No.040075)、日本人間工学会会員。
1970(昭和45)年、東京都世田谷区生まれ。神奈川県横浜市在住。日本大学大学院で安全工学・人間工学を専攻。大学院修了後、大手ゲーム製造メーカーに入社、企画開発、PL(製造物責任法)担当や品質管理(ISO9000)に携わる。2001(平成13)年、災害用長期備蓄食〈サバイバル®フーズ〉の輸入卸元、株式会社セイエンタプライズ取締役に就任。阪神淡路大震災で家族が神戸で罹災、日常の防災意識や危機管理の啓蒙普及を企図した無料メールマガジン『週刊防災格言』を07年よりスタート。毎週月曜日に防災格言を発信し続け2万人の読者を得ている。
【書籍】天災人災格言集―災害はあなたにもやってくる! ¥1,650(税込)

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