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おはようございます。

東日本大震災と福島第一原発事故から 13年 (4778日) です。

元日の令和6年能登半島地震から 98回目 の朝を迎えました。
先週の4月6日(土曜日)には、七尾市と穴水町を結ぶ「のと鉄道」が三ヶ月ぶりに全線で運行再開しました。

週末の日曜日(4月14日 *4月16日にも2度目の震度7)は、熊本県と大分県で震度7を観測、九州地方で死者276人、重軽傷者2,809人、家屋全壊8,667棟をだした「 熊本地震(2016年) 」から 8年 です。

熊本城の天守閣は発災5年後の2021年に復旧完了しましたが、作業は現在も続けられており、お城全体の完全復旧まで28年かかるそうです。復旧完了は2052年の見通しです。

… … … … … …

…さて、

本日(4月8日)は、お釈迦様の生まれた日で、お釈迦様の誕生を祝う仏教行事「 灌仏会(かんぶつえ) 」「 花まつり 」が行われます。

インド伝来の行事で、西暦606年の推古天皇の時代に聖徳太子の提唱により元興寺(奈良)で行われたのが最初と言われています。

お釈迦様を祀るお寺では、誕生仏を安置する厨子「花御堂(はなみどう)」を、ツツジやフジなど種々の花々で飾り、参詣者は、釈尊伝の伝承にちなんで、誕生仏に甘茶をかけて祝うという行事となります。

仏像に香水(仏に供える水)をそそぎかけるという意味の「灌仏(かんぶつ)」から灌仏会と呼ばれているそうで、

また、

お釈迦様の生まれたのがルンビニ園という花園だったことから、誕生仏を安置するお堂をお花で飾ることから「花まつり」とも呼ぶようになったのだそうです。

宗教行事ですから、当初、そこには“防災的”な意味は余りないようでしたが、時代が進むにつれて、次第に「花まつりに甘茶をいただくことで無病息災に過せる」ともいわれるようになったようです。

…「無病息災」となるのも、あながち間違いではありません。

この「甘茶」とは、甘いインド紅茶とかではなく、

分類学上でヤマアジサイの変種となる高等植物「アマチャ(甘茶)」の葉を乾燥させて煎じたお茶のことで、お茶そのものに甘みがある飲み物です。

その甘味成分「フィロズルチン」は砂糖(ショ糖)の千倍の甘味を持つのだとか…。

アマチャはバラ目ユキノシタ科アジサイ属の日本独自の落葉低木で、日本では薬用甘味剤として知られ、有毒成分は報告されていないそうです。

アマチャの抽出液の薬理作用としては、抗アレルギー作用や抗菌作用があり、民間療法では、糖尿病患者の甘味代用や、胃弱・食欲不振・利尿・口臭除去に利用されたり、甘茶で入浴すると保湿効果と消炎効果で美肌効果があると言われています。

ただ、アマチャに似ている植物のアジサイ等には、食中毒があるので注意も必要です。

…と言う訳で、今夜は、甘茶を飲んで仏さまに「無病息災」を祈るのもよいかもしれませんね。

台湾でマグニチュード7.2の大地震(2024年4月3日)

台湾東部の花蓮県の町の様子

先週の水曜日(4月3日)、台湾東部の花蓮県で午前7時58分(日本時間8時58分)、震源の規模はM7.2、震源の深さ23kmの大きな地震が発生しました。

震源に近い花蓮県では震度6強、北部の台北市や新竹県、中部の台中市でも震度5弱の揺れが観測されています。

これまでに13人が亡くなり、行方不明者は6人、負傷者は1,133人が確認されています。(4月7日午前8時時点)

被災者の皆様にお見舞いを申し上げるとともに、一日も早く災害の痛手から立ち直られることを心から願っております。我愛台湾!台湾加油!

…さて、

台湾周辺の地盤のプレートの活動は複雑で、日本と同じように、台湾も大昔から地震多発国として知られています。

物理学者の寺田寅彦が、

《 台湾は昔から相当烈震の多い土地で二十世紀になってからでもすでに十回ほどは死傷者を出す程度のが起こっている。平均で言えば三年半に一回の割である。 》
(随筆「災難雑考」1948年)

と述べているように、台湾は、大陸側のユーラシアプレートと太平洋側のフィリピン海プレートの境界に位置しており、地殻変動も活発なので、過去にも地震被害が頻繁に発生しています。

少し余談になりますが、このユーラシアプレートとフィリピン海プレートには、日本の西日本側がすっぽりと全部乗っかっています。千葉県付近、南海トラフ、九州南部、沖縄、南西諸島は、台湾と同じくユーラシアプレートとフィリピン海プレートの境界に位置していることになります。

…話を戻し、台湾の過去の地震ですが、

なかでも、1999年(平成11年)9月21日の「台湾大地震(921集集地震)(M7.3)」では、台湾中部の南投県集集鎮を中心に、死者2415人、行方不明者29人、重軽傷者11,305人、建物被害51,711棟の大災害となりました。

また、日本統治時代の1935年(昭和10年)4月21日、台湾北西部の新竹市で発生した「新竹・台中地震(しんちく・たいちゅうじしん M7.1)」では、死者3,279人、重軽傷者11,976人、建物被害61,000棟という台湾史上最大の被害地震となっています。

最近も、私の手元の履歴にあるだけで

2016年2月6日、台湾南部地震(M6.6 死者117人 重軽傷者551人)
2018年2月6日、花蓮地震(M6.4 死者17人 重軽傷者285人)
2022年3月23日、花蓮地震(M6.7 軽傷1人)
2022年9月17日、台東地震(M6.9 死者1人、重軽傷者168人)

の被害地震が発生しています。

今回の地震が起こった台湾の花蓮県では、2018年頃から死傷者が発生するような大きな地震がたびたび起きていた(群発地震)ことから、地元行政と民間団体とのスムーズな連携体制が計られていたそうで、災害直後からたいへんスピード感のある災害対応が取られているようです。

台湾の地震にまつわる政治のお話

石原慎太郎
画像引用:石原慎太郎公式Twitter

しかし、いつも心配なのは「1つの中国」を掲げる中国と台湾の国際関係です。

台湾で発生する災害では、今も昔も、国際社会の慈善の人道支援活動が政治的な問題へと発展することがあります。

先日の地震では、世界各国から寄せられたお見舞いに対して、中国共産党の外交官(国連代表部)耿爽氏が公の席で「“中国の台湾”の地震で、各国のお見舞いに感謝する」と“謝意”を表したことで国際社会で批判にさらされました。

実は、1999年(平成11年)9月の台湾大地震の際もこんなことがありました。

中国政府(江沢民氏)は台湾大地震の直後に、各国に対して「台湾に救援を派遣する際は、北京政府の許可を求めるように」、と通達を出したのです。

ロシア政府の救援機が台湾に向けて飛び立ったところ、中国政府は許可がなかったロシア救援機の中国領土通過を認めませんでした。そのため、ロシアの救援機は中国の領土を迂回して台湾に到着する始末でした。

そんななか、タカ派と呼ばれた当時の石原慎太郎東京都知事は、消防救難部隊をいち早く組織し、台湾政府の了承も確認もないまま東京だけの独自の救援を決めて、国交が断絶した台湾へ、各国に先駆け真っ先に救援の手を差し伸べました。

11月には李登輝総統の招きに応じる形で、石原都知事が自らが台湾を公式訪問しましたが、これには中国政府の強い反発を招くことになりました。
駐日中国大使は日本の外務省に赴いて正式に抗議しています。

実は、台湾では、これが台湾との国交が途絶えてからの日本人政治家の最初の台湾への公式訪問とされています。

しかし、その後、日本政府は、石原氏は日本政府を代表する立場ではない、との声明を発表します。日本の中国駐在大使は「石原氏の台湾訪問は地方との交流で、東京都知事は国を代表しない」と見解を述べるに至りました。

その後、石原氏は台湾人(内省人)の間で、たいへんな人気者となり、東京都独自の台湾外交路線を進めていくことになります…。

中国語で名誉や世間体を「メンツ(面子)」と言いますが、メンツの落としどころを探した結果だったのかもしれません。

外交とはかくも難しいものなのでしょう。



◆執筆者
SEI SHOP(セイショップ)総合プロデューサー
平井敬也(ひらい ひろや)

防災士(日本防災士機構登録No.040075)、日本人間工学会会員。
1970(昭和45)年、東京都世田谷区生まれ。神奈川県横浜市在住。日本大学大学院で安全工学・人間工学を専攻。大学院修了後、大手ゲーム製造メーカーに入社、企画開発、PL(製造物責任法)担当や品質管理(ISO9000)に携わる。2001(平成13)年、災害用長期備蓄食〈サバイバル®フーズ〉の輸入卸元、株式会社セイエンタプライズ取締役に就任。阪神淡路大震災で家族が神戸で罹災、日常の防災意識や危機管理の啓蒙普及を企図した無料メールマガジン『週刊防災格言』を07年よりスタート。毎週月曜日に防災格言を発信し続け2万人の読者を得ている。
【書籍】天災人災格言集―災害はあなたにもやってくる! ¥1,650(税込)

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