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おはようございます。

元日の令和6年能登半島地震から 77回目 の朝を迎えました。

東日本大震災と福島第一原発事故から 13年 (4757日) です。

週末(3月22日金曜日)は「 世界水の日 」で、週末(3月23日土曜日)は「 世界気象デー 」「 彼岸明け 」です。

また今週の水曜日(3月20日)は、死者13人、負傷者6千人をだす世界初の化学兵器による無差別テロ事件、オウム真理教「地下鉄サリン事件(1995年)」から 29年 です。

同じく、今週の水曜日(3月20日)は、九州の福岡県北西沖の玄界灘を震源に、マグニチュード7.0の地震が発生し、福岡県福岡市や玄界島を震度6弱の強い揺れが襲った「 2005年の福岡県西方沖地震(玄海地震) 」から 19年 です。

地震空白域のお話…

この福岡県西方沖地震の最大の教訓は、

科学的には「この地域では、地震活動が当面起こることは無いだろう」と考えられていた“地震空白域”(当時の未知の活断層(警固断層帯))で発生した地震であり、一般の人たちには、有史以来で大地震が発生したことがない地域とされる“安全地帯”と思われていた九州北部を、1884年に観測が始まって以来で初めて「震度6弱」の大地震が襲ったことでした。

地震空白域というのは、

周辺に地震活動があるものの、ある場所だけ地震が起こっていない場合を「空白域」と呼んでいるようです。

活断層と活断層のすき間で、長い期間にわたって大地震が発生していないけれども、いつか発生する可能性を秘めているだろう、とされる巨大地震の震源域や、周りは地震活動があるのに、ぽっかりと穴が開いたように、ある地域だけ地震が無い静かな場所(地震活動静穏化域)などがあったりしますが、これらが、いわゆる「地震空白域」とされるもののようです。

私の見解(※私は研究者ではありませんが…)では、基本的に世界の地震の2割が集中する地震多発地帯である日本列島では、ほとんどの地域が空白域だろうな、と思っています。(学術的に誤っていたらすいません)

…ですので、恐らく、

日本海中部地震(1983年 死傷267人)、
北海道南西沖地震(1993年 死傷230人)、
阪神淡路大震災(1995年 死傷50,229人)、
鳥取県西部地震(2000年 負傷者182人)、
能登半島地震(2007年 死傷357人)、
新潟県中越沖地震(2007年 死傷2,361人)、
長野県北部地震(2011年 死傷49人)、
大阪北部地震(2018年 死傷468人)、
北海道胆振東部地震(2018年 死傷825人)

等々、

最近の大地震のほとんどが、それまで「空白域」と呼ばれていた場所で発生していたように思います(当時の報道を見る限り)。

要は、日本中どこで大地震があっても不思議でないということです。

そもそも自然災害は、いつどこで起こるかわからないのですから、“災害のない平和な日常の今”から災害への備えや準備をしてほしいと思います。

今は、年始の能登半島の震災の後に、京都南部や千葉県東方沖など相次ぐ地震活動がクローズアップされてしまったため、たまたま保存水を中心に防災グッズの需要が高まって品切れが多くなっていますが、

大きな災害の直後は、いつでも食糧や水や防災グッズが手に入りにくくなるものです(そのうち需要も落ち着き、供給も安定するでしょう)。

有名な諺に「備えあれば、憂いなし」とありますが、これは、自分と家族が将来も安心して暮らせるように事前に準備を怠らずにしなさい、という意味の災害への備えの教えです。

… … … … … …

さて、

福岡県西方沖地震(玄海地震)

玄海島

2005年(平成17年)3月20日午前10時53分、福岡県西方沖を震源(深さ9km)とするマグニチュード7.0の地震が発生し、福岡県福岡市や、佐賀県南部で震度6弱が観測されたほか、九州北部を中心に、九州から関東地方にかけて震度5強〜震度1が観測されました。

震源に最も近い、周囲4kmの小さな離島「玄界島(福岡市西区、当時の人口700人232世帯)」では、

全住宅の半数107戸が全壊し、半壊・一部損壊107戸を含めると、ほぼ全ての住家214戸が被害を受けました。

幸い死者は発生せず、重軽傷者19人がでましたが、島では道路や漁港施設などに大きな被害が発生し、集落全体は壊滅的な被害を受けました。

玄界島の集落は、傾斜地で消防車両が入れない狭い道が多いため、地震に対する防災訓練はありませんでしたが、日頃から住民参加型の火災訓練などの取り組みが実施されていたそうです。
そうしたことから、地域住民の高い防火意識と、日頃の訓練を通じた住民同士の円滑なコミュニケーションが奏功したことが、被害規模に比べて人的被害が少なかった要因ともいわれています。

尚、全体では、玄界島と福岡市沿岸部(福岡市西区能古島、西浦、宮浦、東区志賀島など)を中心に、死者1人、負傷者1087人、住家全壊133戸、住家半壊244戸、一部破損8620戸となっています。

ほとんどの住居とインフラに壊滅的な被害を受け、その後も余震が続く玄界島では、離島であることからも、長期にわたる避難生活を送るのが困難でした。

そのため、震災当日に、漁協役員や自治会長ら10人だけを島に残し、全島民約700人が島外へと「全島避難」することになりました。

島の復興事業は3年後の2008年2月に完了し、震災前の約8割となる571人の島民らが避難先(博多)から玄界島へと帰島されたそうです。

… … … … … …

…さて、お話変わって、

春分の日(3月20日)の祝日のお話し

今週の水曜日(3月20日)は、お彼岸の中日で、天文学上で春が始まる日の、二十四節気「 春分(しゅんぶん) 」です。

国民の祝日のうち「春分の日」と「秋分の日」は決まった日が無く、年によって日にちが1日程度ズレて変わるので、面倒くさい祝日です。

ざっくりな解説で恐縮ですが…

地球は太陽の周りを1年間かけて1周します。

その太陽が空の赤道上の春分点と秋分点を通過する瞬間を、それぞれ春分、秋分として、その春分と秋分の瞬間を含む1日を、それぞれ「春分の日」「秋分の日」と定めています。

だから、春分と秋分は、昼と夜の長さがほぼ同じ時間です。

正確には、昼夜の時間は、太陽が地平線から現れる「日の出」と太陽が沈む「日の入り」の角度やタイミングや時間差から多少ズレますので、実際は、春分の日や秋分の日は少しだけ昼の方が長いようです。

ちなみに、地球の回転軸が垂直ではなく23.4度傾いているため、地球から見て、太陽が1年で描く実際の軌道(黄道という)と、地球の回転軸に対して直角の空の赤道とは、その軌道が、かなり食い違っています。

軌道がズレているため、赤道の春分点と秋分点の真ん中の地点にある夏至や冬至は、夏至が昼の時間がいちばん長い日となり、昼の時間がいちばん短い日が冬至となります。

太陽が地表にあたるのが長くなると暑く、当たるのが短くなると寒くなるので、その結果、春夏秋冬という四季が生まれます。

…で、そういった地球と太陽の動きの食い違いから、地球が太陽を廻る周期の1年は、365日きっかりではなく、

だいたい、365.2422…日

という結構大きな誤差が生じているのです。

この誤差が「決まった日がない理由」なのだといいます。

暦は1日を単位に、真夜中の午前0時をもって24時間で変わるよう定められていますので、0.2422日という端数があると大いに困る。だから、この端数を切り捨てて、一年を365日としました。

そうして、この端数が1日分となる頃までたまってくると、それをまとめて“うるう年”をつくり、1年が366日となるようにして調整されたのだそうです。

これが人類の暦の歴史です。

暦と古代エジプト人

エジプトのナイル川

1年が約365日であることを初めて発見したのは、今から約6000年前(紀元前4000年)の古代エジプト人なのだそうです。

古代エジプトでは、毎年夏にナイル川が氾濫しました。

ナイル川の上流から栄養が運ばれ、雨季の氾濫による洪水で、エジプトの大地には肥沃な土壌が毎年供給されることになりました。

その結果、ほとんど雨の降らないエジプトの地では、農耕と灌漑が可能となり、大地の恵みがもたらす豊作で、エジプトの国は富み栄えることになりました。

しだいにエジプト王朝では、農作物の収穫の是非が、国の社会経済を左右する重要課題となっていきます。

そのためには、ナイル川の氾濫を正確に予測する必要が生じ、ナイル川の氾濫の観測がスタートすることになりました。

観測していくなかで、ナイル川の氾濫の時期には必ず太陽が上る直前の東の空に明るいシリウス星が輝くことに気づきました。

そうして天文観測が進むと、1年がだいたい365日であることを突き止めました。

長年の観測の積み重ねにより、測量学や天文学や幾何学が発展していき、その結果、“カレンダー(暦)”と“うるう年”が生れたのだそうです。

そして、今から約2000年前、

古代ローマ帝国の皇帝ユリウス・カエサル(シーザー)が、エジプトのカレンダーをローマ帝国に採用し広まったことから、この歴を「ユリウス暦(旧暦)」と呼ぶようになったといいます。

太古の昔から人類は食糧を求めましたが、暦の原点も、日本の暦と同じように“自然の恵み”と共にあったのが面白いですね。



◆執筆者
SEI SHOP(セイショップ)総合プロデューサー
平井敬也(ひらい ひろや)

防災士(日本防災士機構登録No.040075)、日本人間工学会会員。
1970(昭和45)年、東京都世田谷区生まれ。神奈川県横浜市在住。日本大学大学院で安全工学・人間工学を専攻。大学院修了後、大手ゲーム製造メーカーに入社、企画開発、PL(製造物責任法)担当や品質管理(ISO9000)に携わる。2001(平成13)年、災害用長期備蓄食〈サバイバル®フーズ〉の輸入卸元、株式会社セイエンタプライズ取締役に就任。阪神淡路大震災で家族が神戸で罹災、日常の防災意識や危機管理の啓蒙普及を企図した無料メールマガジン『週刊防災格言』を07年よりスタート。毎週月曜日に防災格言を発信し続け2万人の読者を得ている。
【書籍】天災人災格言集―災害はあなたにもやってくる! ¥1,650(税込)

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