会員様のみ、ログインしてご購入時のサバイバルフーズ・シリーズ割引特典 | 新規会員登録はこちら >

25年保存のチキンカレーついにできました! ≫

サバイバルフーズ販売45年 非常食・防災グッズ・防災の専門店|おかげさまでサバイバルフーズは発売から45周年 会員登録でサバイバルフーズ シリーズ割引特典 ≫

お問い合わせ 電話 0120-108-565
営業時間 - 月〜金曜日(※祝日を除く)10:00 ~ 17:00

おはようございます。

本日で東日本大震災から 4,736日 が経過しました。

元日の令和6年能登半島地震から 56回目 の朝を迎えました。

ロシアによるウクライナ侵攻から2年が経ちましたが、明日(2月27日)は、ロシアがウクライナ南部のクリミア自治共和国に軍事侵攻したクリミア危機(2014年)から 10年 です。

来月(3月1日)は「 防災用品点検の日 」で、国土交通省や消防庁などが中心の防災啓発運動である「 春の全国火災予防運動(3/1〜3/7)」と「 春の建築物防災週間(3/1〜3/7)」が開催されます。

今週末の3月3日(日曜日)は「 耳の日 」そして「 桃の節句(ひな祭り)」です。

桃の節句とひな祭り

ひな祭りのひな人形

昔から五節句(五節供)といって、1月7日(人日の節句)を除いた、3月3日(上巳の節句)、5月5日(端午の節句)、7月7日(七夕の節句)、9月9日(重陽の節句)の月日の重なる日をお祝いし、その季節にちなんだものを神様や祖先に供える風習です。

とくに3月3日は、桃の節句、ひな祭り、上巳(じょうし)などといって、女の子の祝いの日とされています。

中国文学者の永沢要二(随筆集「鬼の正体」)によると、

中国には節句という言葉ではなく、節会、中節、節分という言葉でこれらの日を祝っているのだそうです。

古代中国の周王朝(紀元前1046年頃〜紀元前256年)の時代、曲水の宴といって、3月2日に、家内の災厄を払うために酒杯(さかづき)を小川に流す行事があったそうで、その後、三国志で知られる魏晋南北朝時代(184年〜589年)になると、これが3月3日へと変わっていったといいます。

「日本書紀」には、この風習を、神話時代の第23代・顕宗天皇(けんぞうてんのう)が日本で初めて真似をして、その後、平安時代(794年〜1185年)には3月3日に「人形(ひとかた・かたしろ)」を作って、災いや穢れを身代わりとなる人形に移し川に流して災厄を払う宮中神事が行われるようになりました。

寛平年間(889年〜898年)頃には、種々のものを祖先や神様に供えるようになり、室町から江戸時代初期(16世紀頃)にかけて、現代の「桃の節句(ひな祭り)」として、ひな壇を飾って、ひし餅などを供えるようになった、のだそうです。

起源は、中国で3000年近い歴史があって、日本の神事としては1500年近い歴史があるのかもしれませんね。

なぜ桃なのか?

中国や日本では古代から「桃」は《凶を払い、厄を除く》とされ、たいへん縁起のよいものとされていました。

実際、桃の種と花は生薬(天然漢方薬)として使われています。

桃の種子には、アミグダリン(青酸配糖体)などが含まれ、消炎、抗菌作用があり、桃の葉はタンニン、マグネシウム、カリウムなど肌に良い(美肌)成分が含まれ、乾燥させた桃の葉をお風呂に入れると汗疹(あせも)や湿疹に効果が高いとされています。

中国で最も古い書「詩経」には、女の子が桃の実のように色よく、ふくよかになって嫁に行くべきであると歌った詩が載っているのだそうです。

また日本の「古事記」にも、イザナギ神が、亡き妻に逢いたくなって死者の国の黄泉国までイザナミ神を追って行った際に、

蛆虫がたかった亡き妻のイザナミの変わり果てた姿に恐れおののいたイザナギ神が、黄泉の国から逃げ帰ろうとしますが、恥をかいたイザナミ神の命で黄泉の鬼女に追われてしまいます。

その時、イザナギは桃の実を投げて、なんとかこの鬼女から逃げ切ることができました。

この功績により、桃の実は神の名前「意富加牟豆美命(オオカムズミノミコト)」と名付けられました。

この神の果実である「桃の花」が咲くのが、ちょうど旧暦3月3日頃だったことから、桃の葉をとり、酒に入れて飲み、また、ひな壇に供えて、

《女の子が桃の実のようにふくよかに成長し幸福でありますように》

とお祝いしたのが、桃の節句(ひな祭り)の始まりなのだそうです。

ひな祭りは豪華なひな飾りに目が行きがちですが、家々の災禍を除く神事としての「桃の節句(ひな祭り)」を楽しむのも良いかもしれませんね。

… … … … … …

さて、

耳の日(3月3日)

耳のイメージ

は、「みみ」の語呂合せにちなんで、日本耳鼻咽喉科学会で昭和31年(1956年)に制定された記念日ですが、

実は、日本だけでなく世界でも「耳の日」なのだそうです。

「世界耳の日(World Hearing Day:3月3日)」

は、WHO(世界保健機関の失明・難聴予防局)が、2007年に設定した記念日となります。

色々と調べると、どうやらこちらも「3」が耳の形に似ている、という理由からの記念日らしく、WHOお前もか、と面白いのです。

この「耳の日」は、少しでも聴覚に障害をお持ちの方々への理解や関心を高め、また、私たちの大切な耳を守るための日でもあり、この日には、聴力にまつわるデータの発表や、耳と聴覚のケアに関する啓発イベントが世界各国で行われます。

WHO(世界保健機関)も警鐘を鳴らす難聴リスク

さて、私たちの耳には、音を聞き取るための「聴覚」と、体のバランスを保つ「平衡感覚」という二つの重要な働きがあります。

そのため、めまいと難聴は同時に起こりがちなのだそうです。

もし難聴になってしまったら、人とのコミュニケ―ションがうまく取れず、車などの生活音も聞こえず危険が察知できなくなり、社会生活にも多大な影響を及ぼします。

これにより、人と会うのが面倒になったりと、QOL(Quality of Life:生活の質)を下げる要因につながり、それによって、自信を喪失したり、認知症の発症リスクが高まったり、社会的に孤立してうつ状態になったりすることも言及されています。

WHO(世界保健機関)の試算では、

もし難聴への対処を怠ると、世界では毎年9,800億ドル(100兆円)もの社会コスト(生産性の低下や医療費など)が発生してしまうとされています。

2022年3月、WHOは、12歳〜35歳までの10億人以上の若者が、イヤホンなどで大音量の音楽やゲーム音に長時間さらされていて、難聴になる危険性があると発表しました。

・WHO releases new standard to tackle rising threat of hearing loss
https://www.who.int/news/item/02-03-2022-who-releases-new-standard-to-tackle-rising-threat-of-hearing-loss

大きな音にさらされると、一時的な難聴や耳鳴りを引き起こし、それが長時間または繰り返し大きな音に曝露され続けると永久的な聴覚障害となり、不可逆的(治らない)な難聴を引き起こす可能性があるのです。

WHOの世界聴覚報告書によると、2050年までに世界で約25億人(4人に1人)が難聴となり、少なくとも7億人は、何らかの対策を取らなければいけないだろうと警告しています。

そして、ボリューム(音量)を下げるだけで難聴を予防できます
…とWHOは結んでいます。

ふだん、私たちは「耳」のケアに余り注意を注ぐことはありませんが、私たちが健康な社会生活を送るためにも耳はとても大切なのです。

聴覚ケアを考える

難聴は耳の奥の「蝸牛(かぎゅう)」という内耳の器官の有毛細胞が壊れることで起こるのだそうで、恐ろしいのは、有毛細胞は一度壊れると再生しないのだそうです。

なので、一度失われた聴力は戻ることはなく、難聴を改善するのは困難(根本的な治療法がない)なのです。

だから、難聴は“発症させない”というケアが日頃から大事です。

2015年3月3日、WHO(世界保健機関)は、スピーカーやヘッドフォン、ヘッドセット、イヤピース、イヤホンで長時間、大音量の音楽を聴き続けると聴覚障害(難聴)になる恐れがあるとして、「Make Listening Safeイニシアチブ」という宣言を行いました。

・WHO: Make Listening Safe
https://www.who.int/activities/making-listening-safe

2018年には、WHO(世界保健機関)とITU(国際電気通信連合)が共同で、難聴を防ぐための基準(ガイドライン)策定し「ITU-T勧告(H.870 “Guidelines for safe listening devices/systems”)」を発表しています。

・H.870 : 安全なリスニング機器/システムに関するガイドライン(英語)
https://www.itu.int/rec/T-REC-H.870-202203-I/en

2019年には、オーディオ機器に音量制限機能の搭載を求める国際標準勧告「New WHO-ITU standard aims to prevent hearing loss among 1.1 billion young people」も行っています。

・Safe Listening Devices and Systems :A WHO-ITU standard
https://iris.who.int/bitstream/handle/10665/280085/9789241515276-eng.pdf

騒音性難聴の国際基準として聴覚障害にならない「安全な音のレベルの目安」は、

・大人で 音量80dB(デシベル)、1週間に最大40時間の暴露

・子供で 音量75dB(デシベル)、1週間に最大40時間の暴露

となっています。

日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会のページには、
https://www.jibika.or.jp/owned/hwel/news/004/

WHOが定める1日あたりの音圧レベルの許容基準と、目安となる音の種類が掲載されていますが、

これによると、地下鉄の車内の騒音の大きさは100dB程度で、その音を15分以上毎日聞き続けると耳にとってとても厳しい環境なのだそうです。

音は無意識に耳に入るために、耳栓などの道具を使わずに騒音を遮ることはとても難しいでしょう。

セイショップでは2016年から、スウェーデンの医療用耳栓(聴覚保護具)の「聞こえる耳栓 クオリネ」を取り扱っています。

音を完全に遮断せずに、騒音から20dB程度だけ音を減衰させる“聞こえる耳栓”です。

普段の生活では聴覚ケア、非常時の避難生活などでは周囲の生活音から受けるストレスを和らげます。しかも、音が聞こえるので耳栓をしていても警報や電話もできるのです。

防災用品として必ず必要とまでは言えない製品ですが…、でも、普段・災害時のストレスケア用品としては“優れた小物品”と思います。

私は毎日の通勤電車内で、2016年からこの製品を愛用し続けており、個人的にもおススメしています。いかがでしょうか?

聞こえる防災用の耳栓【 クオリネ 】(災害時行動情報カード×1枚付き)

聞こえる防災用の耳栓【 クオリネ 】(災害時行動情報カード×1枚付き)
¥1,650(税込)

クオリネ®は、普段は聴覚保護に、音圧(ボリューム)をコントロール(調整)して、災害時には、あなたのいつもの集中力とリラックスを保ちます。



◆執筆者
SEI SHOP(セイショップ)総合プロデューサー
平井敬也(ひらい ひろや)

防災士(日本防災士機構登録No.040075)、日本人間工学会会員。
1970(昭和45)年、東京都世田谷区生まれ。神奈川県横浜市在住。日本大学大学院で安全工学・人間工学を専攻。大学院修了後、大手ゲーム製造メーカーに入社、企画開発、PL(製造物責任法)担当や品質管理(ISO9000)に携わる。2001(平成13)年、災害用長期備蓄食〈サバイバル®フーズ〉の輸入卸元、株式会社セイエンタプライズ取締役に就任。阪神淡路大震災で家族が神戸で罹災、日常の防災意識や危機管理の啓蒙普及を企図した無料メールマガジン『週刊防災格言』を07年よりスタート。毎週月曜日に防災格言を発信し続け2万人の読者を得ている。
【書籍】天災人災格言集―災害はあなたにもやってくる! ¥1,650(税込)

おすすめコンテンツ

「食」から探す

「装」から探す

「知」から探す

paymentお支払い方法について

クレジットカード

  • JCB
  • VISA
  • Diners Club
  • AMERICAN EXPRESS
  • mastercard

銀行振込(前払い)

代金引換

郵便振替(前払い)

コンビニエンス決済(前払い)

セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン selcmart

Amazon pay

Pay Pay

>決済について詳しくはこちら

local_shipping送料・配送について

33,000円(税込)以上の
お買い上げで送料無料
(沖縄・離島・一部地域除く)

送料一律税込880円
※北海道・九州・沖縄・離島を除く
(別途送料を申し受けます)
※サバイバルフーズ以外の一部商品及びセール品を除く

>送料・配送について詳しくはこちら

mailお問い合わせ

お問い合わせはこちら

ご利用ガイドはこちら

callTEL : 0120-108-565

routerFAX : 03-5212-6253

営業時間

月〜金曜日(※祝日を除く)
10:00 ~ 17:00

運営会社 / 株式会社セイエンタプライズ セイショップ事業部

〒102-0081
東京都千代田区四番町8-13(吉野ビル1F)

>セイショップ ショールームのご案内

replay サバイバルフーズシリーズ について

サバイバルフーズとは、25年間の超長期保存が可能なフリーズドライ加工食品とクラッカーの備蓄食です。
なお “サバイバル®” は弊社の登録商標です。
軽量、コンパクトで、栄養バランスにも優れるという理由で様々な分野で利用されています。