世界各国で異常気象や災害、戦争が頻発しています。日本も南海トラフ巨大地震や首都直下地震などのリスクを抱えており、台風や水害の被害はどこに住んでいても可能性があります。
そうした危機的な状況で発生するのが食糧危機です。「自分が住んでいるエリアは大丈夫」と油断はできません。今から一人一人が食糧危機に備える必要があります。ここでは、食糧危機に備えてどんな食料品を備蓄すべきかについて説明します。
食糧危機に備える場合どんな食料を備蓄をする?
食料危機に備えて、どんな食料を備蓄すべきでしょうか?備蓄すべき食料には以下のようなものがあります。
- 価格が高騰する可能性のあるもの
- 健康維持に必要不可欠なもの
- 長期保存ができるもの
- 好みの嗜好品
例えば、価格が高騰する可能性のある食料として、円安や原材料価格の高騰の影響を受けやすい乳製品やパン、調味料、缶詰・加工食品などがあります。特に長期保存ができる缶詰やカップラーメンなどは食糧危機になれば、さらに価格高騰の恐れがあるため、できるだけ早めに備蓄しておくことが必要かもしれません。
また、食糧危機が長く続く可能性もあります。その時に備えて、お酒やお菓子などの嗜好品も忘れずに備蓄しておきたいものです。
食糧危機に備えた備蓄リスト9選!
ここでは、食糧危機に備えて備蓄しておくとよい食品9つをリストにしました。
以下では、食糧危機に備えてそれぞれの食品を備蓄しておくべき理由と、おすすめの商品を紹介します。
【食糧危機に備えた備蓄リスト】
- お米
- 乾麺
- 小麦粉
- 豆製品
- レトルト食品を2パック
- 豆腐を1食
- 乾物を適量
- お菓子
- サプリメント
お米
食料危機に備えて、備蓄しておくとよい食料の1つ目はお米です。
なぜなら、お米は日本人の主食であり、栄養価も高いからです。お米には体のエネルギーになる炭水化物がメインで含まれています。また、その他にもタンパク質やミネラル、食物繊維、必須アミノ酸などがバランスよく含まれているといわれています。
お米が手に入りにくくなる状況として、異常気象で米があまり収穫できなかったり、小麦やパンの価格が高騰するためにみんなが米を買い漁るようになったりすることが考えられます。
備蓄におすすめのお米
備蓄におすすめなのが「尾西食品 アルファ米12種類セット」です。
5年間常温の保存が可能で、水でも作れるため、お湯が沸かせない非常事態でも食べられます。アルファ米とは、炊きたてのご飯を急速乾燥したもので、お湯で約15分、水では約60分で出来上がります。12種類の味が楽しめるのも魅力といえるでしょう。
セット内容は白米、五目ごはん、わかめごはん、田舎ごはん、松茸ごはん、赤飯、山菜おこわ、白がゆ、梅がゆ、ドライカレー、チキンライス、エビプラスです。
乾麺
食料危機に備えておくとよい2番目の食料は乾麺です。乾麺もお米と同じく、日本人にとってなじみのある食材です。活動のエネルギーとなる炭水化物を多く含んでいますし、長期間保存できる点も大きな特徴といえるでしょう。また、乾麺をスープと一緒に食べることで身体が温まります。災害などでは体力面でも精神面でも私たちを支えてくれる食料の1つといえるでしょう。
乾麺の原料である小麦粉など原材料の高騰や円安などの影響で値上がりすることで、手に入りにくくなる可能性があります。
備蓄におすすめの乾麺
食糧危機に備えて、備蓄しておくとよいおすすめの乾麺が「非常食 5年保存食 讃岐うどん 10食セット」です。
常温で5年間の保存が可能です。水も火も一切不要で、開ければすぐに食べられます。そのため、地震直後、水道も電気もガスも止まっていても、安心です。もちろん、器も割りばしも必要ありません。本場香川県の讃岐うどん職人が作ったものなので、本場の味を楽しむことができます。災害時などには元気が出ること、間違いなしです。
小麦粉
食料危機に備えて備蓄しておくとよい3番目の食料は小麦粉です。
食料危機を引き起こす災害や戦争などは長期間に及ぶ可能性があります。そんなときに小麦粉があれば、パンだけでなく、お菓子や麺類、餃子などいろんなメニューを作れます。つまり、小麦粉は苦しい生活に彩りをあたえてくれるのです。
さらに小麦粉も私たちのエネルギーのもとになる炭水化物を多く含んでいるため、健康にも不可欠な食品といえるでしょう。
ただ、日本は小麦粉を輸入に頼っているため、国外での政情不安や災害などの影響を受けて、輸入が滞り、手に入りにくくなる可能性があります。
備蓄におすすめの小麦製品
食料危機に備えておすすめの小麦製品は「セイエンタプライズ クラッカー(大缶)」です。
この商品の特徴は何と言っても25年という保存期間の長さです。クラッカーというと味気ないイメージを持つ人も多いかもしれませんが、この商品は食べ応え満点で、厚みがあるため、食べ飽きません。また、素材本来の風味が活きており、主食としても別のおかずと一緒に食べても、そのまま単体で食べてもおいしく召し上がれます。大缶は10食相当、910g入りです。
豆製品
食料危機に備えて準備しておきたい食料の4つ目は豆製品です。
豆製品は私たちの体を維持するための大切な栄養を含んでいるからです。豆には脳の発達に必要不可欠な必須アミノ酸がバランスよく含まれています。特に子どもたちはこの必須アミノ酸を毎日摂取する必要があります。普段、必須アミノ酸は肉や魚から取り入れることができますが、災害時にはそれが難しくなります。そのため、保存が可能な豆製品が備蓄しておきたいのです。
タンパク質を摂取できる食品が手に入らなくなると、豆の値段が高騰する可能性があります。
備蓄におすすめの豆製品
食糧危機に備えて備蓄しておきたい、おすすめの豆製品は「美味しい防災食 ソフト金時豆50食セット」です。
「美味しい防災食」は、食品の保存を常温で長期間可能な「UAA製法」を採用しています。災害時に備えて、自治体や企業も利用しているブランドの食品のため、信頼できるといえるでしょう。
「美味しい防災食」シリーズには以下のような特徴があります。
- おいしいこと
- 野菜が不足しないこと
- 栄養バランス(食物繊維、ミネラル、ビタミン)がとれること
- 封を開けてすぐに食べられること
- 保存性が高いこと
- 普段食べ慣れた食事ができること
缶詰
食料危機に備えて備蓄しておきたい食品の5つ目は缶詰です。缶詰が非常食に適しているのは、保存性が高いからです。また、タンパク質の主要な栄養源である肉や魚はそのままでは保存できませんが、缶詰だと可能です。健康を保つために欠かせないタンパク質を摂取する上でも缶詰は効果的な食材といえます。さらに缶詰は肉、魚だけでなく野菜やフルーツもあります。さまざまな缶詰を備蓄しておくことで、バランスの取れた食生活を送ることができます。
備蓄におすすめの缶詰
食料危機に備えて備蓄しておきたい缶詰は「サバイバルフーズ 野菜シチュー(小缶)」です。
最大の特徴は25年の保存ができることで、保存期限を心配することなく、将来起きうる食糧危機に備えることができます。色とりどりの野菜を煮込んだ、コクのあるコンソメ味のベジタブルシチューで、こだわりのグリーンピース、国産じゃがいも、にんじん、甘味のあるトウモロコシを使用しています。
小缶1缶の標準食数は約2.5食相当量で、個人備蓄におすすめです。
レトルト食品
食料危機に備えて備蓄をしておきたい食品の6つ目はレトルト食品です。
レトルト食品が備蓄用として優れているのは、その保存期間です。商品にもよりますが、1~2年程度は保存できます。また、レトルト食品にはさまざまな種類があります。災害などによって避難生活が長期にわたる場合、同じものばかり食べるのはつらいです。しかし、野菜や肉、甘いものから辛いものまでバラエティに富んだメニューをレトルト食品によって準備しておけば乗り切れるでしょう。
備蓄におすすめのレトルト食品
食料危機に備えて備蓄しておくレトルトでおすすめなのが、「テーブルランドの国産コシヒカリ100%使用 雑炊 おかゆ 14食(1日2食 2週間分)」です。
製造日より18カ月(梅がゆのみ16カ月)常温保存が可能です。避難生活などで電気やガスが使えなくても、常温で食べられるのもこの商品の特徴です。また、非常食として使用できるだけでなく、病気になったときなどにもすぐに食べられる常備食としても活用できる点もおすすめのポイントです。
フリーズドライ食品
食料危機に備えて備蓄をしておきたい食品の7つ目はレトルト食品です。
フリーズドライ食品とは、お湯をかけると元の状態に戻る食品です。長期間保存しても品質に変化が生じない、とても便利な食品の1つです。その理由は、凍結乾燥させる製造方法です。ただ、フリーズドライと聞くと、どの商品も長期間に渡って保存可能と思うかもしれませんが、中には1年程度しか保存できないものもあります。商品ごとの保存期間を前もって把握しておくことが大切です。
フリーズドライ食品もレトルト食品と同じく、さまざまな種類の食品があります。避難生活に彩りを添える点でとても優れた食品といえるでしょう。
備蓄におすすめのフリーズドライ食品
食料危機に備えて備蓄しておきたいフリーズドライ食品に「永谷園 フリーズドライご飯 4種×計20食セット」があります。
最大の特徴は、7年の保存期間です。そのため、常備食として使えるものの、頻繁にローテーションする必要はありません。また、「炊き込み五目」「チャーハン味」「カレー味」「ピラフ味」と全部で4種類の味が含まれているので、食べ飽きてしまう心配もありません。ライフラインが途絶えがちな災害時でも、水で5分、お湯では3分でできあがります。
お菓子
食料危機に備えて、備蓄をしておきたい食料品の8つ目はお菓子です。
災害時など大変な状況でなぜお菓子が必要なのかと思われるかもしれません。確かにお菓子は健康を保つ上で不可欠な食品とはいえません。しかし、お菓子に含まれている糖は脳が働くために必要です。
また、お菓子は緊張が続く避難生活において、私たちをリラックスさせてくれる食品です。特に家ではない別の場所で生活を続けることは子どもたちに過大なストレスをかけることになります。そんな状況下で子どもたちが大好きな、食べ慣れたお菓子は安らぎをもたらしてくれる存在になるはずです。
備蓄におすすめのお菓子
食糧危機に備えて備蓄しておくことをおすすめするお菓子は「お菓子詰め合わせ5点セット」です。
どの商品も定番のお菓子ばかりですが、保存期間が3~5年3ヶ月と長期に設定されています。セットは以下の商品から構成されています。どれも避難生活の際に不足するカロリー補給をサポートしてくれるものばかりです。
- 「井村屋 チョコえいようかん5本」
- 「江崎グリコ ビスコ 保存缶30枚」
- 「東ハト ハーベスト保存缶8包」
- 「非常・携帯用サクマ式ドロップス」
- 「カロリーメイトロングライフ チョコレート味」
サプリメント
食料危機に備えて、備蓄をしておきたい食料品の9つ目はサプリメントです。
避難生活では、平時のように野菜が手に入らないため、どうしても栄養不足になってしまいます。サプリメントはそんなときに栄養を補う上で効果的なツールといえるでしょう。また、一般的に保存期間も長めに設定されています。
ただ、サプリメントはあくまでも栄養補助食品のため、サプリメントだけで食料危機を乗り切るのは難しいといえます。他の食品と組み合わせて、備蓄しておくことが大切です。
おすすめのサプリメント
食料危機に備えて備蓄しておくことをおすすめするサプリメントは「栄養機能食品 サバイバルフーズ(R)サプリメント2種セット」です。90粒入っているため、30日分の栄養を補給してくれます。
このセットはマルチビタミン&ミネラルとビタミンCの2種類から構成されています。5年間保存可能です。非常時の食事はどうしても炭水化物に偏りがちになり、ビタミンやミネラルが不足しがちです。この商品は非常時においても健康を維持するサポートをしてくれるはずです。
食糧危機に備えた食料備蓄のコツ
ここでは、食糧危機に備えた食料備蓄のコツについて説明します。具体的には以下の点に注意します。
- 主食の炭水化物は必ず切らさないようにしましょう。
- タンパク質は缶詰が便利です。
- 生鮮食品や野菜は冷凍やフリーズドライで補いましょう。
食料品の備蓄で煩わしいのが、保存期限の管理です。上述した商品の中でも1年程度もあり、定期的な更新が必要になるからです。その点でおすすめはローリングストック法です。
【ローリングストック法】 日常的に非常食を食べて、その分を買い足すことで、常に新しい非常食を備蓄する方法 |
ローリングストック法をおすすめする理由は、非常食が保存期限切れになる心配がないだけではありません。普段から非常食を食べておくことで、実際に避難生活になった場合も食べ慣れてる食料品をとれるため、安心だからです。
25年保存可能!高コスパ非常食【サバイバルフーズ】
サバイバルフーズは、官公庁・自治体をはじめ、全国1,000以上の企業・団体が備蓄食として導入し国内製造の安心と信頼のブランドです。
一般の非常食が3年~5年の賞味期限の中、サバイバルフーズは常温で25年も長期保存ができることが特徴です。
25年買い替え不要だから、トータルの購入コストが割安。シチュー、雑炊、クラッカーと種類豊富なラインナップを揃えています!
まとめ
災害や戦争はいつ起きるか分からず、常に食糧危機には備えておきましょう。「いつかやろう」と先延ばしせずに、紹介した食料品やおすすめの商品を参考にして、いますぐ備蓄を始めることが大切です。
備蓄する以外にも、近年では家庭菜園や畑をレンタルして野菜を栽培している人もいます。方法はさまざまですが、「備えあれば憂いなし」、危機意識を常に持ち続けるようにしましょう。