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星が瞬いている様子

おはようございます。

東日本大震災と福島第一原発事故から 13年 (4771日) です。

元日の令和6年能登半島地震から 91回目 の朝を迎えました。

本日から4月(卯月)です。

卯月(うづき)の由来は、旧暦4月(新暦の4月下旬頃)に「卯の花」が咲くからという説や、稲の種を植える頃の「植月(うづき)」という説などもあるようです。

いずれにしても、旧暦4月は新暦だと4月下旬から6月上旬ごろとなります。

そういえば、先週末は、日本各地で桜(ソメイヨシノ)の開花宣言が発表されました。

暖冬だった今年は、いつになく早くに開花するだろう、などと想像していました。

しかし、蓋を開けてみると、先月後半から寒い日が続いたこともあり、全国的に遅咲きの年となりました。

東京都心で開花発表が出された金曜日(3月29日)は、開花は昨年より15日も遅く、過去10年で最も遅かったといいます。

全国的には今週週末頃に見頃を迎えそうですね。

… … … … … …

…さて、

昔から、サクラが咲いたら山火事に注意、と伝わっています。

春は火事が多いのです。

実際に、

本日(4月1日)は、江戸三大大火、目黒行人坂(東京都目黒区)の「 明和の大火 」(死者14,700人 行方不明者4,000人)から252年 の記念日ですし、

そして、明日(4月2日)は、過去に

「 新潟県 旧分水町大火(1957年 重軽傷176人)」、

「 東京荒川区 日暮里大火(1963年 重軽傷13人)」

という大火事も発生しています。

どの大火も、出火した炎が強風にあおられることで消火が間に合わず、火が広がった結果、大火事(大規模な延焼火災)となっています。

「春」という季節は、日本付近で低気圧が発達することが多く、全国各地に強い風を吹かせます。

とくに、春に日本海で発達する低気圧(日本海低気圧)は、全国的に強い南風を吹かせます。

南風は日本海側でフェーン現象を起こし、高温で乾燥した風を吹かせます。

また春は、高気圧が居座ることで、連日晴天が続くために、空気が乾燥します。

乾燥は火災を呼びます。

そうして、強風が吹き、空気も乾燥しているので、大火が多いという訳なのです。

春は火の用心です。

… … … … … …

…さて、強風と言えば、

春の嵐(爆弾低気圧)

をご存じでしょうか?

先週、日本付近を低気圧が発達しながら進み、太平洋側にのびる前線の影響から、九州から東海、関東、北海道など、日本全国で強風が吹き荒れ、局地的な大雨もみられました。

停電や鉄道のダイヤ乱れ、運転見合わせなど交通の足にも影響がでていました。

これは、いわゆる、急速に発達する低気圧(爆弾低気圧)による「春の嵐」と呼ばれるものです。

3月26日には、
鹿児島県屋久島町で33.3m/s、
宮崎県宮崎市で24.7m/s、
大分県大分市で19.0m/s

3月29日には、
千葉県銚子市で25.0m/s、
千葉県勝浦市で24.9m/s、
東京都八王子市で25.6m/s、
千葉県千葉市で21.0m/s、
神奈川県横浜市で20.5m/s、
北海道浦河町で24.2m/s、
北海道釧路市で21.6m/s、
北海道札幌市で19.6m/s、
北海道苫小牧で17.3m/s

など各地で台風並みの最大瞬間風速が観測されています。

春から初夏のこれからの時期、日本付近で低気圧が発達することが多いのですが、

低気圧が日本付近を発達しながら通過すると、雨が降って、風も強まり、荒れた天気になることがあります。

この時期に特有の、南から吹く「暖かい空気」と北からの「冷たい空気」がぶつかり合うと、その温度差が大きければ、より低気圧が発達することとなり、暴風をもたらします。

とくに急速に発達する低気圧(爆弾低気圧)となると、台風並みの暴風雨が、突然襲ってくることになります。

爆弾低気圧がもたらす荒天を、昔の人は「春の嵐(春あらし、花あらし)」「五月の嵐(メイストーム)」と呼んで恐れました。

余談になりますが、

「爆弾低気圧」は正式な気象用語ではないので、気象庁やNHKの放送では使用されることはありません。

「爆弾低気圧」の名称は用いられずに「急速に発達する低気圧」、「猛烈な風を伴う低気圧」などと表現されています。

爆弾低気圧は、低気圧の中心の気圧が1日に約24hPa(ヘクトパスカル)以上も下降するような低気圧を呼びます。

1954年5月9日、日本海西部で急速に発達した低気圧が、9日から10日にかけて、北海道から千島方面に時速70〜80kmという通常の2倍の速度で進みました。このとき中心気圧は1日に36hPaも急に下がり、当初5m/s程度の微風だった風は、12時間で風速25m/sの暴風となりました。

このとき東北や北海道沖を出港中の日本のサケ・マス漁船は、避難する間もなく、348隻が、沈没、流失しました。
死者・行方不明者361人、日本海難史上最大級の大惨事となりました。

事故を契機に、この急速に発達する低気圧のことを「メイストーム(五月のあらし)」と名付けられたそうです。

星が瞬く翌日は強風となる…

星がキラキラ「瞬(またた)く」と翌日は風が強くなる…

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、日本に古くからある教え(民間伝承)の一つです。

各地で強風が吹いた先週は、満月でしたから、夜は星が綺麗に瞬いて見えたことかと思います。

星そのものは瞬きませんが、地球の大気は温度によって空気の密度(体積)が変化します。

上空の風が強いと、空気の密度の大きなところと小さなところとが次々に入れかわり、密度が異なる空気の境界で光が屈折し、星の光の強さや色が変化して星が瞬くように見えるのだそうです。

その翌日、地表の地面が日差しで暖まることで空気の対流が発生して、上空の強風が地上に降りてきます。

そして風が強くなるといったメカニズムなのだそうです。

これが星の瞬(またた)きの正体です。

こうした気象に係わる俚諺(民間伝承)は、先人らが実体験や経験から得て、子や孫に伝えてきた戒めや教えだと思いますが、科学的に見ていくと面白いですね。



◆執筆者
SEI SHOP(セイショップ)総合プロデューサー
平井敬也(ひらい ひろや)

防災士(日本防災士機構登録No.040075)、日本人間工学会会員。
1970(昭和45)年、東京都世田谷区生まれ。神奈川県横浜市在住。日本大学大学院で安全工学・人間工学を専攻。大学院修了後、大手ゲーム製造メーカーに入社、企画開発、PL(製造物責任法)担当や品質管理(ISO9000)に携わる。2001(平成13)年、災害用長期備蓄食〈サバイバル®フーズ〉の輸入卸元、株式会社セイエンタプライズ取締役に就任。阪神淡路大震災で家族が神戸で罹災、日常の防災意識や危機管理の啓蒙普及を企図した無料メールマガジン『週刊防災格言』を07年よりスタート。毎週月曜日に防災格言を発信し続け2万人の読者を得ている。
【書籍】天災人災格言集―災害はあなたにもやってくる! ¥1,650(税込)

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