2018/01/30
【無料セミナー開催(東京)】災害時、逃げる必要のない建物と街づくり(日時:2/6(火)19:00-)

●お申込みはこちら(Peatix)⇒ https://peatix.com/event/334427
※法人・個人を問わず、どなたでも参加可能です。
【セミナー概要】
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演題:災害時、逃げる必要のない建物と街づくり
日時:2018/2/6(火) 19:00-21:00
講師:工学院大学 久田嘉章教授
会場:遊学堂(ビジネスエアポート東京:日本生命丸の内ガーデンタワー3階)
会費:無料
定員:80名
主催:遊学堂・麹町アカデミア・セイショップ
※遊学堂(麹町アカデミア=セイショップ関連会社)について詳しくはこちら
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今回は、地震工学や防災がご専門で、新宿駅周辺防災対策協議会・副座長、同・西口部会長も務められている、工学院大学 建築学部 久田嘉章教授がご登壇。
東日本大震災の際に、新宿都心の高層ビルでの揺れを経験された先生に、「超高層ビルは本当に大丈夫なのか」。そして「災害時に逃げる必要のない建物と街」とはなにか。逃げる対策ではない「逃げない対策」、避難訓練でなく「避難せず、災害に立ち向う訓練」とはどのようなものか、といった点について伺います。
ご専門の防災建築に関するお話に加え、新宿副都心の工学院大学の高層校舎の防災全般だけでなく、震災時に「新宿西口現地本部」の役目を担うための訓練なども実際に行ってらっしゃるご経験もふまえ、「逃げないですむ」自助と共助による備えについてもお話いただきます。
<内容の予定>
◆地震による高層建築物の揺れと想定される被害
◆建物の耐震対策と安全対策:高層建築、戸建て(久田先生ご自宅のご経験を元に)
◆逃げないですむ高層ビルの備え。地下にまとめて備蓄してあっても役立たない?バールや担架は必需品?
◆単純な避難訓練では意味がない?自助としての災害対応講習や発災対応型訓練。地域の共助としてのトリアージ訓練や情報収集整理訓練などの発災対応型訓練。
◆住宅地と中心市街地の震災対策の違い、避難しない・帰宅しないための対策とは?
◆関東大震災から熊本地震までの教訓。活断層の直上でも大丈夫だった家は?
◆安全な室内対策と十分な備蓄(食料・水・トイレ)の必要性について
セイショップ・遊学堂共催の防災企画講座第1弾では、東京大学廣井准教授から首都圏に大地震が起きたらどういうことが起きるのかというシミュレーションについて伺い、第2弾では防災士研修センター甘中繁雄代表から災害時の被災/避難所の本当の実態とどう備えるかについて伺いました。
今回の第3弾では、都心にとどまらざるをえない現実をふまえて「逃げる必要のない建物と街づくり」について、具体的にどのように対策して備えるか、についてお話を伺います。
【講師Profile】
久田 嘉章(ひさだ よしあき)
工学院大学 総合研究所・都市減災研究センター長/建築学部まちづくり学科教授
1986年 早稲田大学院理工学研究科を修了、同大学助手。
1993年南カルフォルニア大学地球科学科助手
1995年より工学院大学建築学科の専任講師・助教授を経て現在に至る。
専門分野は、地震工学、地震防災。
著書に、『建築の振動―初歩から学ぶ建物の揺れ』(朝倉書店)、『逃げないですむ建物とまちをつくる─大都市を襲う地震等の自然災害とその対策─日本建築学会編』(技報堂出版)などがある。
久田研究室 http://kouzou.cc.kogakuin.ac.jp/newhp/
NHKそなえる防災 連載
http://www.nhk.or.jp/sonae/author/hisada.html
――――以上。