News 【重要なお知らせ】
2019/03/25 【新製品】通常のマッチ棒(非防水)が入った「スライド缶入り 安全マッチ(1個入り・PP完封)」の販売を開始(セイショップのみの限定販売品です)
2019/02/20 【廃版】スライド缶入り WaterProof 安全マッチ(2個入り)は生産終了となりました。
スライド缶入り 安全マッチ(通常マッチ棒)(防水防湿PPパック完封 / 1個入り) |
仕様 |
・マッチ棒(日本製)1缶に約20本入り
・保存性を高めたPPパックに完封・個包装
※マッチ棒に防水コーティングはされていません。 |
外寸 |
・縦6cm × 横3.4cm × 高さ1cm(スライド式アルミケース缶)
・縦13cm × 横10cm(PPパック) |
注意事項 |
- ■子供の手に触れさせないで下さい。
- ■火気、湿気に近づけないで下さい。
- ■使ったあとは必ず消火を確かめて下さい。
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火を備える 〜 マッチというイノベーション 〜

- 株式会社ナカムラ 中村社長
中村和弘社長曰く――「火と水があれば、何とか生きていけます」。130年続く神戸の老舗燐寸工場である株式会社ナカムラに伺いました。
火を使い、言葉や道具を操ることは、私たち人類と動物を大きく分ける要素です。摩擦熱や火打石を使って綿などの火口に着火させ、火を付木に移して利用します。昔は、どこの家庭でも、備えのために火が消えないよう火種を保存しました。人類が火を使用した最初の痕跡(北京原人)からおよそ50万年もの間、火を起こすことは大変な労力でした。
それを劇的に変えたのが19世紀初頭の”マッチと言うイノベーション”です。
マッチ(安全燐寸)は、摩擦や火花や熱を集める古来の着火方法とは全く発想を異にします。化学反応による高い着火性能、また発火から付木までの工程を一つの動作で完了する画期的な発明でした。マッチはあっという間に世界を席巻し、明治初頭には、日本でも広く利用されるようになりました。日本で製造が始まるのは1875 年で、その後130 年続く産業となります。19世紀以降、数々の安全性の課題を克服しながら、我々にとってより身近で安心できる成熟した技術にまで発展しました。
しかし、戦後の急激なライフスタイルの変化により、家庭には都市ガスが普及し、日常生活からマッチを使うシーンはしだいに失われていきました。

- 製作年不明の60 年以上使用されている燐寸を充填する機械
セイショップ的マッチの意義 〜 鞄に一つマッチを備える 〜
石油化学の時代である20世紀、都市部ではガス会社がガス管を張り巡らせ、各家庭にガスを供給しました。
これらはインフラと呼ばれ、私たちの生活を支える命綱となりました。そのため、もしもの災害時には、真っ先に復旧がされなければなりません。
しかし、インフラ会社が災害復旧をしている間はどうなるのか? もし復旧できない時はどうするのか?
―――自助防災(自分の身は自分で守る)では当然の心配です。
その昔、種火は各家庭に備えられていました。
マッチは、種火を安全に、いつでも・どこへでも持ち運べ、しかも、何年(100年)でも保存することができる19世紀来のイノベーションです。
キッチンのガスコンロや、使い捨てガスライターはとても便利ですが、災害時の使用を考えると、実は、とても脆弱なものだと気付きます。
災害時には、地中のガス管が断裂し、ガスの供給が止まり、キッチンのガスコンロは使用できなくなります。
また、日頃なら便利なガスライターも、保管を考えたとき不便が生じます。
ガス自体が不安定なため長期保管が難しく、もしガスが失われれば着火すらできないからです。
なぜ脆弱なのでしょうか?――――それは、ガスコンロやガスライターの着火システムが、マッチほどのイノベーションではないからです。
発火手段が電気や電池(火打石)に変わっただけで、その根本の着火システムは、太古の昔と変わらず、火花をガスという”付木”に引火させる方法だからです。
日常ならば便利な現代のシステムが、災害時(非常時)に悪いのは、付木(ガス)が不安定であることに由来します。
ガス会社というインフラを利用しなければならない都市ガス・システムでは、
各家庭に、本来であれば”備蓄されるべき火”のコントロール権を完全に他人任せにしてしまっています。
つまり、「自分の身は自分で守る(自助)」の観点から考えると、種火を人に預けてしまっている、たいへんまずい状況であると言えるのです。
今、お手元にマッチ(種火)をお持ちですか?

私たち(セイショップのお客様)は、
普段の生活から災害時の生活までを豊かにすることを考えています。
災害時には、ライフライン(ガス)が停止し、焼く・煮る・炊く・温めることができなくなります。
そのためには、ライフラインから独立した”火種”を備えられれば答えは簡単なのですが、
”備えのために他の備えを行う”ことはなかなか難しいでしょう。
だから、”普段の日常生活の中でマッチを使用する場所を確保する”
ことはできないかと、私どもセイショップは考えました。
愛煙家でなくとも、キャンドルの灯り、アルコールランプ、アロマ(香木)など、
マッチを利用したライフスタイルが実現可能ではないでしょうか。
中村社長は「マッチはエネルギー産業、最低限生きる保証として、火と水と食料を守っていかなければいけない」と言われました。
世界の首脳国では国家危機管理上で、自国のマッチ産業を保護しています。
各家庭に最低一つ「スライド缶入り 安全マッチ」を備えましょう。
スライド缶入り 安全マッチ とは
耐久性の高いスライド式アルミケース缶入りの安全マッチです。
マッチを擦る側薬を缶の裏フタに装着することにより、外部からの湿気対策を強化しています。
さらに、マッチを一缶づつ透明ビニール袋(PP)に完封しており、防水防湿効果を高め長期間の保管にも適しています。

- マッチはアルミのスライド缶内に収納。
- マッチを擦る側薬は缶裏フタに装着
株式会社ナカムラは兵庫県の地場産業であるマッチ(燐寸)を、明治43年の創業から神戸市長田区において100年ずっと守り続けてきた老舗マッチ製造メーカー。日本のマッチ文化を伝え続け、そのマッチは神戸セレクションの企画認定がされています。
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