サバイバルフーズ販売45年 非常食・防災グッズ・防災の専門店|おかげさまでサバイバルフーズは発売から45周年

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下から見た桜の木

おはようございます。

本日で、2011年3月11日の東日本大震災(M9.1)と福島第一原発事故から 14年(5128日)です。

2024年1月1日の令和6年能登半島地震(M7.6)から1年3か月(448日)です。

平成7年(1995年)1月17日の阪神・淡路大震災(死者6,437人、重軽傷者43,792人)から 30年 です。

“春うらら”から“春爛漫(らんまん)”

この土日(3月22日〜23日)は、日本列島の南から張り出した高気圧が、沖縄から関東・北陸の広い範囲を覆い、上空に暖かい空気が流れ込んだため、各地で晴天となりました。

日中の気温もぐんと上がり、各地で春本番のような暖かさを迎えました。

気象用語や正式な季語ではありませんが、こうした穏やかで暖かく、過ごしやすい春の陽気を「春うらら」と文学的に表現したりします。

土曜日(3月22日)には、四国(高知市や須崎市)や三重県(尾鷲市)で、今年初の夏日(最高気温25℃以上)が観測され、

翌日曜日(3月23日)は、九州から本州各地で夏日となり、東京都心でも今年初となる夏日が観測されました。

「3月中」に東京都心で夏日が観測されるのは3年連続で、今年は昨年よりも8日早い観測となる、のだそうです。

通常、東京都心で「夏日」が初めて観測される平年日は、だいたい5月頃とされていましたが、近年は気候変動の影響もあって、3月や4月に夏日を観測することも珍しくありません。

今年も、きっと“暑い一年”になるのだろうな、と思います。

そうして、暖かくなると、いよいよ今週には、各地の桜(ソメイヨシノ)の開花が始まります。

この時期に寒い日が続いた昨年(2024年)の遅咲きの年と比べると、今年は週末頃までは暖かい日が続く予報ですので、今週中に開花となりそうです。

すると、4月(上旬)には、桜(ソメイヨシノ)の満開を迎えることでしょう。

こちらも気象用語でも季語でもありませんが、花が咲き乱れ、春が最も美しくなる様子を「春爛漫(はるらんまん)」などと文学的に呼んでいます。

※関連記事 > サクラの開花予想のコラム
https://www.seishop.jp/blog/staffblog24/

桜始開(さくらはじめてひらく)

明日3月25日(火曜日)は、七十二候(1年を72に分けた暦)の「 桜始開(さくらはじめてひらく) 」です。

読んで字の如く、桜の花が咲き始める頃です。

これらか花見シーズン到来です。

《 世の中に たえてさくらの なかりせば
  春の心は のどけからまし 》
在原業平(AD 825〜AD 880 *古今和歌集)

《 花見にと 群れつつ人の 来るのみぞ
  あたら桜の とがにはありける 》
西行(1118〜1190 *山家集)

花見という行事は、奈良・平安時代の宮中で花の宴が行われていたことに由来するのだそうです。

嵯峨天皇(AD786〜AD842)が、812年に神泉苑で「花宴の節」を催したのが日本における“お花見”の起源とされます。
この宴では桜を愛でながら詩を詠み、酒を楽しむ優雅なひとときが過ごされたと伝えられています。

平安時代になると、公卿・公家ら貴族たちは、春の花の象徴として桜の花を愛でるようになり、観桜会が流行したのだそうです。

“桜(サクラ)”の名前の語源には諸説あるそうですが、日本の古代信仰で、山の神「サ」が稲を司る神様で、「クラ」は神が座する場所(または宿る場所)を意味したそうです。
つまり“桜(サクラ)”は、《 稲作の神が宿る木 》ということになります。

古代から稲作や農業神への祈りが国家的にも大きな意味を持っていたと考えられますから、宮中でも、春に美しい花を咲かせる桜の木が、無視できない存在だったのではないかとも思います。

また、宮中では、桜の散る頃に疫病が流行し始めることから、桜の花びらが散るように疫病が巷間に流行することがないよう願いを込めて、疫病神を鎮める儀式「鎮花祭(ちんかさい)」が行なわれた、とあります。

鎮花祭は、崇神天皇(BC148〜BC30)の治世に、大物主神を祀ったことで疫病が鎮まったという伝説に因むものだそうで、奈良県桜井市の大神神社や狭井神社では、毎年4月18日に「鎮花祭」が現在も行われています。

薬草の「忍冬(すいかずら)」と「百合根(ゆりね)」を供えたことから別名「薬祭り」とも呼ばれており、今では、製薬業者や医療関係者らが参列する行事としても知られています。

ソメイヨシノ(染井吉野)

昔、農民らは、たわわに実った稲穂の様子を満開に咲く桜になぞらえて、その年の豊作を祈願した、といいます。

しかし、昔の桜は、自然の山桜のみであったそうで、だから、古人は、遠くの山の桜の花を眺めて、その花の様子で今年の稲の実りを占っていた訳です。

間近に桜の木がないので、少々不便だったかもしれません…。

さて、

日本の花見の歴史は、無名の民衆の桜の品種改良の努力の歴史でもある、と誰だったか(?)民俗学者がおしゃっていました。

植物学者の中尾佐助(1916〜1993)は、各地に咲く100品種に及ぶサクラ(里桜)の品種を調査して、そのうち80品種以上が、オオシマザクラを親とした系統であることを突き止めました。

その野生の山桜「オオシマザクラ」の自生地は、関東南部の狭い範囲のみに限られていたそうで、鎌倉時代から室町時代にかけて、無名の農民らが、山から若木を持ち帰って栽植し、つぎつぎに美しい桜の園芸品種を開発していった、ということが分ってきました。

きっと、農民らが農閑期である冬や春の時季に、山から桜を家へと持ち帰って植栽したりして、自然と品種改良が進んだのかもしれません。

江戸時代に入ってからは、花見文化が庶民のあいだに普及し一気に世俗化していったそうです。農業神への祈りだとか、疫病退散だとかの意味も忘れ去られ、現代の花見(飲み会?)に近いレジャーへと変わっていったのでしょう。

庶民のあいだで園芸が盛んとなった江戸時代は、品種改良も盛んに行われ、有名なソメイヨシノ(染井吉野)も、この江戸時代に生まれたそうです。

《 さまざまなこと 思ひ出す 桜かな 》松尾芭蕉(1644〜1694)

《 花の陰 あかの他人は なかりけり 》小林一茶(1763〜1828)

《 此土手で 追ひ剥がれしか 初桜 》夏目漱石(1867〜1916)

《 花散るや 色即是空と 観ずべし 》寺田寅彦(1878〜1935)

気候変動の影響で“花見”に異変も…

先日、日経新聞の記事(2025年3月23日付:2050年、桜舞う卒業式は幻? 温暖化で開花サイクルに乱れ)で、

地球温暖化の影響によって日本の桜の開花時期やサイクルに乱れが生じていることが取り上げられていました。

桜の開花には、冬季の寒さに木がさらされることで開花に向けて目覚めるための「休眠打破」というプロセスが重要なのだそうです。

ところが、温暖化で温暖な冬が増えると「休眠打破」が妨げられ、桜が正常に開花しない地域が増える可能性があるそうです。

今後は温暖化により、桜前線の進行が従来からのパターンとズレてしまい、将来、南九州では開花が遅く、東北では早くなる、と予測されています。

実際、早咲きで知られる河津桜の今年の開花は遅れたそうです。

有名な河津桜の観光イベントである静岡県河津町「河津桜まつり」や大分県津久見市の「豊後水道河津桜まつり」では、今年の開花が、予定よりも2週間〜3週間も遅れました。

今後、桜の観光イベントが困難となったり、旅行客の減少による地域経済への影響も懸念されているといいます。

地球温暖化が日本の花見文化に大きな影響を与えるのかもしれません。



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長らく完売していた「小缶サバイバルフーズの一部製品」の4月中旬入荷分について予約販売をスタートしました。
これにより、人気セット商品の予約販売を再開します。
ご納品まで少しお待ちいただきますが、この機会にぜひお求めください。ご予約順に優先的にお届けいたします。

●小缶 デラックスセット(8缶入り 約20食相当量)のご注文はコチラ。
https://www.seishop.jp/view/item/000000001158


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8月8日の日向灘地震と南海トラフ地震臨時情報発表に伴い、サバイバルフーズをはじめ、保存水、トイレ処理剤など、多くの製品で欠品が相次ぎ、納品にお時間を頂きました。

とくに弊社のサバイバルフーズを含むフリーズドライ加工食品全般については、災害備蓄への需要が高まった状態が2025年1月現在も続き、工場生産ラインでの混乱と遅延が生じています。サバイバルフーズ製品もこの影響を受け、いくつかの製品に製造の遅れも生じております。生産ラインの混乱は春頃まで続く見込みのため、お待ちのお客様にはご迷惑をおかけします。

*現在の在庫状況や即納可能な商品について詳細は↓
https://www.seishop.jp/blog/delivery-attention/
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◆執筆者
SEI SHOP(セイショップ)総合プロデューサー
平井敬也(ひらいひろや)

防災士(日本防災士機構登録No.040075)、日本人間工学会会員。
1970(昭和45)年、東京都世田谷区生まれ。神奈川県横浜市在住。日本大学大学院で安全工学・人間工学を専攻。大学院修了後、大手ゲーム製造メーカーに入社、企画開発、PL(製造物責任法)担当や品質管理(ISO9000)に携わる。2001(平成13)年、災害用長期備蓄食〈サバイバル®フーズ〉の輸入卸元、株式会社セイエンタプライズ取締役に就任。阪神淡路大震災で家族が神戸で罹災、日常の防災意識や危機管理の啓蒙普及を企図した無料メールマガジン『週刊防災格言』を07年よりスタート。毎週月曜日に防災格言を発信し続け2万人の読者を得ている。
【書籍】天災人災格言集―災害はあなたにもやってくる! ¥1,650(税込)




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