おはようございます。
厳しい寒さが続きますが、三連休をいかがお過ごしですか。
本日1月13日(月曜日)は 成人の日 の祝日です。
また、今は「大潮(おおしお)」で、明日(火曜日)は満月です。
海の潮の干満(干潮・満潮)は、月と太陽の引力が原因で起こりますが、地球と月と太陽が一直線に並んだとき(満月)、その力が一番強くなります。
この時期のことを大潮(おおしお)と呼びます。
とくに冬の大潮期は、地球と月と太陽の位置関係から、一年を通して最も干潮時に水面が低くなる時期です。
また、大陸からのシベリア高気圧の張出しによっては、さらに潮位が下がることもあるようです。
このため、干潮時は、実際よりも、水深がぐっと浅くなることがよくあり、普段の海岸には見られないような、岩礁が水面上に現われたり、岸壁に係留する船などがずいぶんと低くなっていたりする現象が生じます。
連休中に釣りに出る時や、マリンレジャーを楽しむ方は、また特に船をお持ちの方は、普段よりも潮位が下がっていることにご注意ください。
さて、お知らせです。
●賞味期限25年の非常食「サバイバルフーズ」の人気セット、販売再開しました。ただし大缶のみです。
在庫も限られておりますため、ご希望の方は、お早目のご注文を推奨します。
▼販売再開した主な商品
[大缶]デラックスセット(8缶詰め合わせ/非常食セット)|サバイバルフーズ(約80食相当量)
[25年保存] ¥64,368(税込)
デラックスセットは、25年保存の非常食「サバイバルフーズ」の全メニューをお楽しみいただけるセットです。
4人家族で約7日分、3人家族で約9日分の食事が賄えますので、政府(内閣府や農水省等)で1週間程度の備えが推奨される災害対策用の備蓄セットとしておススメです。
[大缶]
バラエティセット(6缶詰め合わせ/非常食セット)|サバイバルフーズ(約60食相当量)
[25年保存] ¥49,248(税込)
非常食の一般的な保存期間が3~5年ですが、サバイバルフーズは国内生産で25年保存の「おいしい備蓄食」です。ご家庭の非常食として官公庁・自治体をはじめ、全国2,000以上の企業・団体が備蓄食として導入している安心と信頼のブランドです。
チキンシチュー×1缶[大缶]|サバイバルフーズ
¥9,504(税込)
賞味期限25年の サバイバルフーズ・シリーズ
大缶(1号缶)「チキンシチュー」です。
国産じゃがいも、彩り野菜、しっとり柔らかな鶏肉、ホワイトルウが調和した、口の中でとろける甘くやさしいクリームシチュー。ほっとできるご家庭の味わいのシチューです。
●防活スリッパ、LLサイズ(27.5-29.5cm)新発売です!
老舗スリッパ製造メーカー「オクムラ」(創業1895年)の、普段から履きながら、災害時には足を守る安全スリッパ。
待望のLLサイズ(27.5-29.5cm)が新発売となりました!
踏み抜き防止性能付き《 防活スリッパ 》 全4色
¥3,300(税込)
老舗スリッパメーカー「オクムラ」(創業明治28(1895)年)が、普段から履くことにもこだわって開発した、災害時に“あなたの足”を守るスリッパ。地震直後に床に散乱する食器や窓ガラスの破片…家の片づけや遭難のため足元にも十分な注意が必要です。踏み抜き防止性能のついた「防活スリッパ」は、普段から履くのにも快適でおしゃれなスリッパです。
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本日で東日本大震災(M9.1)と福島第一原発事故から13年 (5058日)です。
令和6年能登半島地震(M7.6)から 1年(378日)です。
南海トラフ臨時情報「 巨大地震注意(2024年8月8日〜15日17時終了)」の初の発表から 5ヶ月(159日)です。
今週1月17日(金曜日)は、平成7年(1995年)の阪神・淡路大震災(死者6,437人、重軽傷者43,792人)から 30年目 を迎えます。
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インフルエンザが過去最高に…
インフルエンザに、大雪、北朝鮮のミサイル発射、カリフォルニアの山火事、トランプ大統領就任前にMETA社がファクトチェック廃止、そして長期化するウクライナ紛争…。
今年も年始から危機管理に関わるモヤモヤするできごとが続いているようです。
とくに、インフルエンザが過去最高の流行度となり、年始早々から、行列ができている医療機関があります。
1月9日(木曜日)、先月12月29日までに全国の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数が1医療機関あたり「64.39人」と発表され、1999年の統計開始以降、最多記録を更新しました。
現在、すべての都道府県で前の週より患者数が増加し、ほぼ全国の自治体で「警報レベル」の30人を超える大流行を迎えています。
現在のインフルエンザの急激な流行拡大はエピデミック状態と言えるほどで、ここで重要なことは、1時間待ちのような診察待ち行列ができていること…、
そして、医薬品業界の構造的な問題もあることから、急な流行時には薬不足に陥りやすく、今回も、治療薬であるタミフル(オセルタミビル)のジェネリック医薬品の供給が一時停止となるなど、医療機関もパンク状態に近い状況となっていることです。
※関連記事
・インフルエンザ大流行か?「薬不足」が深刻な問題に…(2023.11.13)
先日、Yahoo!ニュースへの専門医からの見解で、
《 解熱薬・抗ウイルス薬・診断書・治癒証明書を求めて受診する人も増えていますが、重症化リスクが高い人の医療資源・医療アクセスを保つ必要がある 》
※Yahoo!ニュース > インフルエンザ「過去最多」の地域多数 解熱薬の常備を 診断書・治癒証明書を求めないで(2025.1.9)
⇒https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/4ddc7e5d2d0d04814fbe5faf23ad3658cfb3fb4a
といったとても大事な意見がありました。
記事のなかで倉原優医師は、
《 軽症かどうかの見極めが重要ですが、飲水が可能で「風邪っぽい」程度の方は、受診の必要性は低いでしょう。
地域全体で、子ども、重症化リスクが高い基礎疾患がある人、高齢者などへの医療資源・医療アクセスを維持する必要があります。そのため、日頃から解熱薬を常備しておくことをおすすめします。 》
と述べていらっしゃいます。
要は、本当に必要な人への医療機会をできるだけ確保するために、医者に行く前に、まずは、自分の症状をみて考えてみましょう、ということを言われています。
微熱程度で割と元気であるようならば、その日は、水分をよく摂って、家の解熱剤を服用し、よく寝てみれば症状が治まる人もいるでしょう。
急な感染症流行期には、感染予防対策が重要です。
解熱剤を常備するのもそうですが、マスクに消毒剤の準備といった簡単なことが、こうした事態への予防にも役立ちます。
アレルキャッチャーマスク
[30枚入/個包装](サイズ:レギュラー)|信州大学開発素材を使用した普段使いに最適な臭わないマスク[抗ウイルス][抗アレルギー物質][抗菌防臭][消臭]
¥2,200(税込)
普段使いで強力防御!日常使いができるリーズナブルなマスク。
抗アレル物質のフタロシアニンを不織布に蒸着(特許技術)した日本製マスクです。
L(レギュラー)サイズ。
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¥12,210(税込)
《セイショップ限定》便利なスプレー2本+詰め替え用ボトル4Lに、携帯用スプレー容器2本が付いたお得なセットです。
大雪に猛吹雪が長引く(日本海側で暴風雪警戒)
今シーズン最強の寒波が襲来し、強い冬型の気象配置が続くことから、北日本から西日本の日本海側を中心に広い範囲で大雪や吹雪(暴風雪)が発生しています。
1月7日(火曜日)には、2012年以来の13年振りに青森県の10市町村で大雪の「災害救助法(罹災者費用の公費負担)」が適用されました。
これにより、災害救助法に基づく救助活動の費用は、基本的に国と地方自治体(費用の最大50%を国が負担し、残りを地方自治体が負担)が負担することになります。
風も強く、荒天が続くようですので、引き続き、大雪や暴風雪、高波に警戒しましょう。
とくに猛吹雪の際には、交通機関の乱れや停電などの被害が発生することがあり、天気予報を確認し、大雪の恐れがある場合は、不要不急の外出を控え、十分な備えをすることが大切です。
雉始雊(ち はじめて なく / きじ はじめて なく)
1月15日(水曜日)は、七十二候(1年を72に分けた暦)の「 雉始雊(ち はじめて なく) 」です。
雄のキジが、雌を求めてケーンケーンと甲高い声で鳴く頃です。
よく鳴くために、狩猟では、居場所がばれて命を落とすことも多く「 雉も鳴かずば撃たれまい 」という諺も生まれました。
…とは言っても、七十二候の歴は旧暦で、旧暦1月15日は、今の新暦では3月頃で、しかも実際のキジの繁殖期は4月〜7月頃なのだそうで、実際にキジが鳴くのはもう少し先のようです。
《 春の野に あさる雉(きぎし)の 妻恋ひに
おのがあたりを 人に知れつつ 》大伴家持(AD718〜785 *万葉集)
さて、
昔から、地震や天変地異の前に、いろいろな動物が不穏な行動を示すことが伝わっています。
地震前に鯰が騒ぐなんてのが有名ですが、いわゆる「宏観(こうかん)異常現象」というものです。
そして、雉(キジ)も、地震を予知して鳴く、と昔から言い伝えられてきました。
曰く、
《 朝、キジが鳴けば雨が降る 》
《 キジが大声で鳴けば地震が起こる 》
《 何時もキジが鳴く日はうっかりするな、すぐ藪に逃げろ 》
などです。
ただ学者によると、キジの足の裏には震動を敏感に察知する感覚細胞が備わっているそうで、人間には感じないような地震の初期微動をとらえることができ、人間より数秒速く地震を察知することができるのだそうです。
誰が最初にこれを突き止めたかは知りませんが、中央気象台の観測技師・本間寧「雉と地震」(気象庁「測候時報」1942年10月)によると、明治・大正時代の地震学者の大権威であった大森房吉(1868〜1923)先生が…、
《 雉は地震を予知するのでも何でもなくて、実はP波の初めの部分で人身に感じない波を感じて騒ぐに過ぎぬ 》
…と述べていた、とあります。
今から100年以上も昔の地震観測者である大森房吉先生の発見かもしれません。
その後の本間寧観測技師の研究によると、地震計の針が動き(P波)出してから2〜3秒後にキジが鳴き騒ぎ、その後、数秒してから、はじめて人が揺れを体感(S波)したと報告されています。
決して地震計よりも先に揺れを感じるわけではないものの、面白いことに、人が感じないようなP波では鳴くのに、逆に、人が揺れを感じるS波程度の波には全く敏感では無く、むしろ無感覚だった(つまり揺れている最中は鳴かない)、ということが分ったそうです。
本間観測技師は、
《 即ち、キジの予知能力は、機械観測の行われていない時代に、人間より先に地震を感ずるキジの能力が次第に誇大されて、予知にまで拡大されたものである。 》
と断じています。
※関連記事 > 大森房吉の防災格言
https://shisokuyubi.com/bousai-kakugen/index-753
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1人12ヶ月分(12袋)を買うと1個オマケが付いてきます。
合計13個入りのお得な1年備蓄セットです。
7年長期保存だから、1年分のまとめ買い(備蓄)ができます!
日常からの栄養補助に、そして、災害時の栄養補助に、ビタミン&ミネラルの備蓄をしましょう。
◆執筆者
SEI SHOP(セイショップ)総合プロデューサー
平井敬也(ひらいひろや)
防災士(日本防災士機構登録No.040075)、日本人間工学会会員。
1970(昭和45)年、東京都世田谷区生まれ。神奈川県横浜市在住。日本大学大学院で安全工学・人間工学を専攻。大学院修了後、大手ゲーム製造メーカーに入社、企画開発、PL(製造物責任法)担当や品質管理(ISO9000)に携わる。2001(平成13)年、災害用長期備蓄食〈サバイバル®フーズ〉の輸入卸元、株式会社セイエンタプライズ取締役に就任。阪神淡路大震災で家族が神戸で罹災、日常の防災意識や危機管理の啓蒙普及を企図した無料メールマガジン『週刊防災格言』を07年よりスタート。毎週月曜日に防災格言を発信し続け2万人の読者を得ている。
【書籍】天災人災格言集―災害はあなたにもやってくる! ¥1,650(税込)
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