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冬の日本の様子

おはようございます。

今年最後のメルマガとなりました。

本日で東日本大震災(M9.1)と福島第一原発事故から13年 (5044日)です。

南海トラフ臨時情報「 巨大地震注意(8月8日〜15日17時終了)」が初めて発表されてから 5ヶ月(145日)です。

そして、令和6年能登半島地震(M7.6)から間もなく 1年 です。

多くの人たちが休暇中の元旦に発生した大地震では、石川県、新潟県、富山県、福井県などで、住宅被害は14万9724棟を数え、死者・行方不明者491人(うち災害関連死261人)、重軽傷者1,379人という大きな被害をだしました。

救助・復旧・復興を進める中で、インフラの寸断や、人口が流出し高齢化が進んだ山間部の半島集落ならではの課題が山積するなど、現代社会が抱える問題点も露わとなりました。
そして、復旧もままならないなかで、被災地には豪雨による多重災害が再び襲いました。

先週の12月26日(木曜日)、国土交通省が、能登の復旧・復興の現状を取りまとめ公表しています。

これによると、インフラ面で切迫した箇所の応急対応は全て終了し、本格的な復旧・対策への着手も順次スタートし、暮らしや産業の再生に向けた動きも徐々に活発化しているそうです。

季節性インフルエンザが猛威をふるっています。

ここ3週間で10倍と感染者が激増し、各地で「インフルエンザ警報」が発令されました。

東京都では、12月22日までの1週間の患者報告数は1医療機関あたり「40.02人」で、警報の基準となる30人を上回りました。
東京都内で警報基準を上回るのは2019年1月以来の5年ぶりだそうです。

多くの地域で30人を上回る警報レベルとなっていますが、
大分県「82.64人(*統計開始以降で最多を更新)」、
熊本県「49.10人」、長崎県「41.96人」、宮崎県「50.6人」、
埼玉県「51.06人」、神奈川県「48.56人」、千葉県「60.03人」、
大阪府「45.75人」、兵庫県で「46.65人」、山口県「50.03人」、
愛知県「56.79人」…などと尋常でないレベルで、このままだと来年1月にはハイピークを迎えるかもしれません。

ニュースでは8割が20歳以下などと報道されているので、誤解する人もいるかもしれませんが、現在、インフルエンザはどの年齢層でも流行しています。

厚労省によると、今期は、A(H1N1)亜型、A(H3N2)亜型及びB型(ビクトリア系統)が流行しており、ウイルスの型によって流行しやすい年齢層は多少異なるものの、どの年齢でもインフルエンザへの注意が必要としています。

また、ワクチン接種すればインフルにはかからない、というものではありませんが、ワクチン接種により、発病予防効果や、重症化や死亡リスクを減らす一定の効果が認められています。

国内の研究で、ワクチンの効果は、高齢者では34〜55%の発病を阻止し、82%の死亡を阻止する効果があったことや、小児(6歳未満)では60%の有効性があったという報告がされているそうです。

個人差もあるでしょうが、上記の内容から推察すると、ワクチンを接種すると、インフルエンザにかかるリスクは、倍くらいは低くなるようです。

※厚生労働省 > インフルエンザワクチン(季節性)Q&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/yobou-sesshu/vaccine/influenza/index.html

そして、同時に、いまも流行が衰えない新型コロナも先々週から倍以上に感染者が増えています。

どちらかの感染症に罹患し、体力が低下したところで、もう一方に感染するようなケースもありますので、せっかくの年末年始ですから、手洗い(手指消毒)や、うがい、マスク(咳エチケットも)など感染防止対策の徹底に努めて参りましょう。

また、年末年始は、3密(密集・密接・密閉)を避け、不要不急の外出を控えましょう…というルールが、かなり難しい時期です。

うつらないと同時に、人にうつさない、ようにして欲しいです。

感染症の蔓延防止には、ひとりひとりの心掛けが大切です。

“災害”ではない台風のお話

突然ですが、私の手帖は、デジタルでなくアナログです。

何十年もずっと、株式会社ぎょうせいの『防災ダイアリー』を愛用しているのです。

防災ダイアリーだけに、過去の災害情報、防災関連施設の連絡先リストや、知っておきたい防災知識集、外国人向けのやさしい日本語だけを使った避難誘導マニュアル等々、防災に関する付録が充実しています。

この手帖だけは、例年アマゾンの通販で買っておりますので、私と同じ手帖が欲しい、という奇特な御仁は下記からどうぞ。

※Amazon > 防災ダイアリー(2025年版)
https://amzn.to/4iPPpo0

…で、この防災ダイアリーの「12月30日」の欄に、

《 最も遅く発生した台風(平成12年台風第23号) 》

とありました。

そんな台風あったかな?という具合に、私は、まったく思い出せません。

記録には残る、が、記憶に薄い台風、という訳です。

調べると、平成12年(2000年)の台風23号(ソーリック)という名の台風で、12月30日に、フィリピン東海上で台風(風速17.2メートル)となり、一時、955hPaまで急発達したものの、その後急速に弱まって、1月5日には太平洋上で消滅していました。

私が調べた範囲ですが、この台風は、日本やアジアの国々にも上陸しておらず、被害らしい被害も一切発生していないように思われました。もちろん日本付近にも影響はありません。

人の生命や財産に被害が生じて初めて「災害」と定義される為、台風23号(ソーリック)は、誰にも迷惑をかけていない“災害にならなかった台風”でした。

記憶に残らない訳ですね。

きっと日本ではほとんど報道されていなかったやもしれません。

台風ついでに…。

冬に日本に台風は来ない?

先週の12月23日(月曜日)午後、クリスマスを前にして、南シナ海で、台風26号(パブーク)が発生した、と気象ニュースで話題になりました。

12月下旬の台風発生は、2019年の台風29号以来の5年ぶりだそうですので、きっと今年最後の台風となることでしょう。

台風26号(パブーク)は、ベトナム沖を、ほとんど停滞しながら26日頃に熱帯低気圧に変わる見通しだそうです。

ところで、気象庁には、過去の台風のランキングが載っています。

※気象庁 > 台風の統計資料 > 台風の順位
https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/statistics/ranking/ranking.html

これを見ると、割と、12月にも台風が発生していることが分ります。

台風は、年間平均で約25個程度が発生し、月ごとに見ると、その発生数や上陸数ともに例年8〜10月あたりに多くなっています。

平年12月の発生数の平均は「1個」なのだそうです。

以前も書きましたが、台風というのは、熱帯低気圧と呼ばれるように、温かい海からの水蒸気をエネルギーに成長しますので、温かい海の上でしか勢力を維持できません。

また、台風というものは、自力で移動する力は弱く、上空の風に流されて移動します。

冬季になると、日本海側は大雪となりますが、これは、日本の北の大陸で、冷たく重いシベリア高気圧が発達し、高緯度帯の偏西風が日本付近に大きく南下すると、北からの寒気が日本へと流れこみやすくなることによるものです。

すると、偏西風の南下や、海水温も低くなることで、冬には、たとえ台風の進路が日本に向っていたとしても、勢力を保ったまま、日本の本州付近にまで台風が近づくことも、ほぼありません。

そのかわり、冬季には、日本から遥か南にあるフィリピンあたりで、台風の上陸が逆に増えていきます。

クリスマス時期の台風は、フィリピンやベトナム、マレーシア、場合により、父島など小笠原諸島あたりに接近することがあります。

2021年(令和3年)12月16日から17日にかけて、台風22号(ライ / フィリピン名はオデット)が、915hPaという猛烈な強さ(スーパー台風)に成長したままフィリピンを横断し、直撃を受けたセブ島を中心に死者410人、重軽傷者1200人という甚大な被害がでています。

12月に台風が発生することは平均1個と多くありませんが、科学者らは、近年、気候変動(地球温暖化)により、台風が急速に大型化することに警鐘を鳴らしています。

※関連コラム
・82年前の記録的「猛暑」と台風のお話(2024.09.23)
・台風と地震の増加は地球温暖化のせい?(2024.08.26)
・台風一過に思う予報の難しさ(2024.08.19)

雪下出麦(せっかむぎをいだす)

12月31日(火曜日)は、七十二候(1年を72に分けた暦)の「 雪下出麦(せっかむぎをいだす) 」です。

雪の下に麦が芽を出す頃です。

麦は、秋に種をまき、翌年の初夏に収穫する、寒さに強い越年草です。

古代から続く日本独自の伝統農法で、麦が発芽した後、足で踏みつける「麦踏み」という作業が農家で行われます。

踏んで茎葉に傷を付けることで、水分が失われることから、耐寒性が増して、それにより凍霜害を防ぎ、さらに、成長後の倒伏も防ぐことができるそうです。

また、踏みしめることで土の中にまで空気を送り込み、それが麦の成長を促すともいわれています。

麦は、芽吹いた後に踏まれて強くなり、寒い冬に土の中で、暖かい春をじっと待っています。

《 麦は踏まれて強くなる(踏まれて強く育つ) 》

…などと昔から言われている所以です。

掃納(はきおさめ)

大晦日(1年の最後の日)に、家の内外を掃除し、元日は掃除を避けるのが昔からの習いです。

大掃除の由来は、平安時代に宮廷や貴族の屋敷で行われていた「煤払い(すすはらい)」という行事とされています。

昔は、囲炉裏や火鉢などで火を焚いて生活していたため、年末に柱や天井などに溜まった煤を払っていました。

大晦日に、この一年で溜まった汚れ、言わば、関った全てのモノを労り掃除することで、年神様(正月に家に招き入れ、新年の無病息災や豊作を願う神様)を迎えるための準備として家の中を清める意味もありました。

そして、掃除をするために、もし元日に箒(ホウキ)を手に持ってしまうと、それは、神の霊(年神様=幸福の神)を掃き出す、ということになり、年神様が家に寄り付かなくなりますので、大晦日のうちに掃除をし終えなければならない、となった訳です。

※関連コラム
・「正月」と神事と防災の深い関係(2024.01.01)

そして、年が明けて「掃初(はきぞめ)」は正月2日に、新年に初めて箒(ホウキ)を手に取って掃除をするのです。

《 掃納めて 常の如くに 置く机 》篠原温亭(1872〜1926)

《 掃き足りぬ 思ひどこかに 掃納む 》松崎鉄之介(1918〜2014)

《 掃き初めの 門辺の雪の うすうすと 》高野素十(1893〜1976)

… … … … … …

大掃除がすんで、年越、除夜までのあいだ、

「年惜しむ」

とあります。

今年も残り僅かになったな、と一年を振り返り去りゆく年を惜しむような、何とも言えない感慨が込められた俳句の季語が「年惜しむ」なのです。

《 年惜しむ 心うれひに 変りけり 》高浜虚子(1874〜1959)

《 惜しまじな 翌(あす)の莟(つぼみ)と なる年を 》上島鬼貫(1661〜1738)

皆さま、良いお年を、風邪などひかぬよう、どうか元気にお迎え下さい。

来年もよろしくお願い致します。



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◆執筆者
SEI SHOP(セイショップ)総合プロデューサー
平井敬也(ひらいひろや)

防災士(日本防災士機構登録No.040075)、日本人間工学会会員。
1970(昭和45)年、東京都世田谷区生まれ。神奈川県横浜市在住。日本大学大学院で安全工学・人間工学を専攻。大学院修了後、大手ゲーム製造メーカーに入社、企画開発、PL(製造物責任法)担当や品質管理(ISO9000)に携わる。2001(平成13)年、災害用長期備蓄食〈サバイバル®フーズ〉の輸入卸元、株式会社セイエンタプライズ取締役に就任。阪神淡路大震災で家族が神戸で罹災、日常の防災意識や危機管理の啓蒙普及を企図した無料メールマガジン『週刊防災格言』を07年よりスタート。毎週月曜日に防災格言を発信し続け2万人の読者を得ている。
【書籍】天災人災格言集―災害はあなたにもやってくる! ¥1,650(税込)




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