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釈迦

おはようございます。

東日本大震災と福島第一原発事故から 13年 (5023日)です。

元日の令和6年能登半島地震からまもなく 11ヶ月(343日)です。

南海トラフ臨時情報「 巨大地震注意(8月8日〜15日17時終了)」の初の発表から 4ヶ月(124日)です。

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先週末から、冬型の気圧配置で、日本の上空に強い寒気が流れ込んでいます。

冬の寒気は、この時季、月に2回ほどの割合でやってきて、真冬になると毎週1回くらいの割合に増え、しかも2日〜3日ほど寒い日が続くようになるものです。

気象庁は先週12月5日(木曜日)、北海道から東北の日本海側、関東甲信、北陸、東海、近畿(日本海側)、中国地方に今週中旬以降から“10年に一度レベル”の寒波が襲来し、この地方の降雪が「かなり多い(平年の二倍以上)」と見込まれるとして「大雪に関する早期天候情報」を発表しました。

とくに今週11日(水曜日)から12日(木曜日)頃、14日(土曜日)頃は冬型の気圧配置が強まるとみており、寒気の流れ込みが強まりますので、日本海側を中心に荒天となる恐れがあります。

峠道を利用される人は、早めに冬タイヤの準備を進めましょう。


さて、

冷え込みも強まって、紅葉の見頃を過ぎ、すでに落葉してしまった地域もでています。

日本での紅葉の始まる時期は、北海道や東北北部からはじまり、しだいに南下していくものですので、関東以西の太平洋側では紅葉がまだ見頃です。

紅葉が始まってから落葉するまでは約20日程度だそうで、紅葉が遅くなる年には、僅か10日くらいで落葉することもあるといいます。

紅葉は今週いっぱいまでかもしれません。


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閉塞成冬(へいそく ふゆとなる)

昨日12月8日(日曜日)は七十二候(1年を72に分けた暦)の「 閉塞成冬(へいそく ふゆとなる) 」でした。

冬気が強まり、人も生き物も万物みな閉じふさがる頃です。

そして、12月12日(木曜日)は七十二候「 熊蟄穴(くまあなにちっす)」を迎えます。

熊が寒さを避けて冬眠する頃です。


…が、昨今、クマの被害が話題になっています。

北海道や東北の秋田県などで、過去最悪の「熊被害」と大きく話題になったのは、昨年(2023年)の夏でした。

環境省によると、日本の国土の約7割を森林が占め、日本の国土の約4割にクマ(ヒグマ、ツキノワグマ)が生息しているそうです。

“史上最も暑い夏”といわれた昨年は、その暑さのために、ブナ・ミズナラ・コナラなど山や森林の熊の餌が大凶作となり、飢餓に苦しむそれらのクマたちが、里の柿やクリを求めて大量出没することになった、とされています。

昨年一年間の全国のクマによる人身事故は全国で216人と過去最多を記録し、クマ類の駆除数も9,097頭を数え、こちらも過去10年間で最多を更新したそうです。

今年もクマの被害が続いており、つい先日も、秋田市の住宅街にあるスーパーにクマが侵入し、従業員が怪我を負ったニュースがあったばかりです。

冬眠準備で食料を求めるクマが相次いで人里に出没することが増える季節ですから、クマ出没の多発する自治体では警戒を強めている、ということですね。

環境省では、今年に入ってから、住宅地内における猟銃の使用に関する規制の見直し検討(改正鳥獣保護管理法)も始めているのだそうです。


専門家によると、クマ害が増えている原因に、個体数が増えていて、分布域が拡大していることがあげられるそうですが、

クマは鹿などの野生動物に比べて、個体数はがとても少なく、繁殖力も弱い動物ということから、今の状況では、このまま絶滅に向かう恐れも考えられている動物なのだそうです。

クマは「森の守護獣」と呼ばれ、日本の貴重な水源となる里山や森林の生態系の維持にも少なからず関係があるとされます。

人間が自然の森林を良質に保つためには、クマとの上手な共存(住み分け)が望ましいという議論も強くあるので、ただ駆除すればよい、と、この話題はそう単純でもないようです。

臘八会(ろうはちえ)

お釈迦様が35歳で菩提樹のもとで悟りを開いて仏となったとされる日(釈尊成道)が「12月8日」です。

12月を、別名を臘月(ろうづき)と言い、この日、各寺院では「臘八会(ろうはちえ)」や「成道会(じょうどうえ)」などと呼ばれる法会が営まれます。

そして、この日には、釈尊成道の故事に因んで、「臘八粥(ろうはちがゆ)」と呼ばれる五穀粥(五味粥=ごみしゅく)を作って、特別に食べ、そして一般にふるまわれたりする風習が残っています。

悟りを開くための苦行で衰弱した釈尊は、村娘のスジャータにより乳粥(ミルク粥:牛乳で米を煮た甘い食べ物)の供養を受け(乳粥供養)、体力を回復し、菩提樹の下に坐禅をして悟りを得ました――。

故に、この日に食べるお粥は「無病息災」の願いが叶う、という訳なのです。

… … … … … …

中国では、臘月8日は季節の節目となる「臘八節(ろうはちせつ)」で、今でも、先祖や衆神(諸々の神々)を祀り、五穀豊穣を祝い、春節を迎える準備をする日にあたるとされています。

臘八節にお粥を食べる習慣は、約1400年前の古代中国・唐や宋の時代以降から一般化したそうで、今でも、北京など中国北方地域や、日本では禅寺を中心に広く行われている習俗だそうです。

臘八(12月8日)のもっとも古い文献は、古代中国の書物『荊楚歳時記』(六世紀)にあるとされ、そこには疫病など厄災をもたらす“鬼”を払って豊作を願う大儺(追儺)の儀式として“臘八”が登場するといいます。

永尾龍造『支那民俗誌』によると、中国の年中行事のほとんど全てが

《 貧乏神(鬼)を退散させることを目的としている 》

らしく、12月の臘八粥もまた、貧乏神を追う目的で、鬼が恐れる穀類を粥で煮るに過ぎない…と解説してもいます。

厄除けの追儺ということで、日本で一年の厄除けの目的で食される「七草粥」と、春節の前に厄落としの目的で食す中国の「臘八粥」は、どこか根っこが似ているように思います。

そして、その後、南宋(10世紀頃)までの数百年の間で、しだいに臘八が仏教成道と結びついていったのだと言います。

南宋の随筆集『夢梁録』(1274年)には《 12月8日に仏家で五味粥をつくり、信者に配ったことから仏粥ともいう 》とあるのだとか

そもそも、12月8日を仏の成道の日とするのは、インドではなく、東アジア地域だけの文化です。

つまり、臘八(節)と呼ばれる暦は、本来は仏教儀式ではなく、そもそも中国の古い民間信仰が起源で、そこで食されたお粥が「臘八粥」と称されるようになって、その後、いつしか臘八の根拠を仏教(釈尊成道)とする説が加わって、これが禅宗とともに中国から日本に伝わった、のだろうなと思われます。(違ったらごめんなさい)

… … … … … …

さて、

日本の禅寺で食される「臘八粥」がどういうものか気になりますが、各寺院によってレシピはさまざまなようです。

基本的に、米や昆布、小豆やら大豆やら豆乳やら、胡桃や穀物や木の実など、色々なものを一緒くたに煮たお粥ということのようで、

例えば、ある寺院では、五穀に味噌や酒粕を入れた「温糟粥(うんぞうがゆ)」、色んな野菜が入った「お事汁」だったり、ところにより「小豆汁」を作ったりしていました。

あえて共通点を言うならば、精進料理ということなので、どの臘八粥にも「牛乳」が入っていないことです。

「臘八粥」の論拠に、釈尊の乳粥供養の故事があるとするのであれば、ここではミルク粥を作るべきではないのか、と正直思います。

乳製品は、栄養学的に滋養強壮に良いのですからね。

そもそも、インド仏教の経典で「ミルク最高」と書かれているのです。

深い味わいを意味する「醍醐味(だいごみ)」という言葉がありますが、

この言葉は、もともと牛乳を精製する過程で生じる、乳味(にゅうみ)・酪味(らくみ)・生酥味(しょうそみ)・熟酥味(じゅくそみ)・醍醐味(だいごみ)の五段階の味を表したもので、その出典は、

仏教の経典『大般涅槃経(だいはつねはんぎょう)』のなかの一節の

《 牛より乳を出し、乳より酪(らく)を出し、酪より生酥(なまそ)を出し、生酥より熟酥(じゅくそ)を出し、熟酥より醍醐(だいご)を出す、醍醐は最上で、もしこれを服するもの有れば病は皆除かれる。 》

に由来するそうです。

でも、殺生を禁忌(不殺生戒)とする日本の仏教や禅宗では、精進料理に動物性の食材を使ってはいけないとされていますので、教義で、豆乳は使えても、牛乳は使えません。

動物性の食材とは、肉や魚、卵、バター、チーズ、牛乳などで、鰹ダシなど魚介由来や、コンソメなど肉由来の出汁です。

中国で発展した仏教に由来する東アジア圏の精進料理でも、同じように乳製品は禁忌そのものなのだそうです。

不殺生は、古代インドの三宗教(ヒンドゥー教、仏教、ジャイナ教)の何れの教義にも共通する考え方ではあるものの、インドでは牛乳などの乳製品は、殺生をすることも牛を傷つけることもなく手に入れられることから問題ないとされ、インド料理では欠かせない重要な食材となっています。

仏教が菜食へと変遷したのは中国からで、これには中国固有の儒教や道教や、古代中国の生活文化やらの影響があったとされています。

インドから中国に仏教の経典が入った際に、いろいろと翻訳の手違いがあったなどの面白い異説もあるのですが、

いずれにせよ、本来の釈迦の教え(初期仏教)から変容した大乗仏教は9世紀頃、禅宗は鎌倉時代に中国から輸入されました。

それまでは、朝廷も公家も牛乳を食した時代があったものの、武士の時代になって日本の乳文化は仏教とともに急速に廃れたようです。

人間の生活に“食べ物”は欠かせない文化にまで発展してきていますが、食べ方の一つをとっても、長い歴史と伝統とやら、色々な理由付けも合わさって、その土地土地の風土に即した食べ方へと変容していく様は、古今東西変わらず、ちょっと面白いな、と思った次第です。

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◆執筆者
SEI SHOP(セイショップ)総合プロデューサー
平井敬也(ひらいひろや)

防災士(日本防災士機構登録No.040075)、日本人間工学会会員。
1970(昭和45)年、東京都世田谷区生まれ。神奈川県横浜市在住。日本大学大学院で安全工学・人間工学を専攻。大学院修了後、大手ゲーム製造メーカーに入社、企画開発、PL(製造物責任法)担当や品質管理(ISO9000)に携わる。2001(平成13)年、災害用長期備蓄食〈サバイバル®フーズ〉の輸入卸元、株式会社セイエンタプライズ取締役に就任。阪神淡路大震災で家族が神戸で罹災、日常の防災意識や危機管理の啓蒙普及を企図した無料メールマガジン『週刊防災格言』を07年よりスタート。毎週月曜日に防災格言を発信し続け2万人の読者を得ている。
【書籍】天災人災格言集―災害はあなたにもやってくる! ¥1,650(税込)




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