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営業時間 - 月〜金曜日(※祝日を除く)10:00 ~ 17:00

おはようございます。

東日本大震災と福島第一原発事故から 13年 (4904日) です。

元日の令和6年能登半島地震から 7ヶ月(224日)です。

本日は山の日の振替休日です。

台風5号が東北に上陸する見込みです。

太平洋側から台風が直接東北地方に上陸するのは珍しく、過去にも東北地方に直接上陸した台風では、河川の増水による大きな被害が多数でております。

台風5号は猛烈な雨を伴う雨台風の恐れがありますので、東北地方の方々は気象情報に留意して、大雨に厳重警戒して下さい。

寒蝉鳴(かんせんなく)

本日8月12日(月曜日)は七十二候(1年を72に分けた暦)の「 寒蝉鳴(かんせんなく) 」です。

まるで夏を惜しむかのように、夕暮れ時にヒグラシが「カナカナカナ」と鳴き始める頃という意味ですが、ただ、実際には、夏真っ盛りの頃からすでに鳴き始めています。

寒蝉(かんせん)とは、立秋に鳴く蝉という意味で、ヒグラシやツクツクボウシを指しますが、暦の「寒蝉鳴」と書く場合は、朝夕の涼しいときにに鳴く、涼しげでどこか淋しい声の様子が秋を連想させることからヒグラシが相応しいとされているようです。

ヒグラシの鳴き声は、祖霊を祭るお盆時期にも、どこか相応しい感じも受けますね。

南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を受けて…

緊急地震速報のイメージ

先週8月8日(木曜日)16時43分ごろ、宮崎県(日向灘)を震度6弱の揺れが襲い、その2時間後、気象庁により「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が初めて発表されました。

そして、その翌日8月9日(金曜日)19時57分ごろ、関東地方で緊急地震速報が流れます。

神奈川県西部で震度5弱が観測されました。

タイミング的にも「南海トラフ地震が起こってしまった…」と、きっと多くの人が肝を冷やしたことと思います。

かくいう私も、独り事務所で作業中でした。

スマホの緊急警報「震度5」の表示をみて、最初は「(神奈川県西部ではなく)南海トラフ地震発生」だと疑わず、心拍数も跳ね上がるほど焦りました。

ただ、東京で感じた揺れが10秒(?)程で終息し、しかも、その揺れ方が遠隔地地震の特徴的な揺れ(長周期振動)でないように感じたため、すぐ南海トラフではないな、と気付くことができました。

実際の南海トラフ地震の揺れを関東地方で感じた場合、きっと、もっとゆっくりとした長い揺れが、何分も続くことでしょう。

神奈川県西部(神奈川県小田原市)地域も歴史的にみると“地震の巣”とされる地震多発地帯です。

専門家も“南海トラフ地震と関連性は低い”と述べていますが、前日に、関東と少し近い距離(日向灘)で大きく揺れたから、それに刺激されて、関東もちょっと揺れたという程度の関連は少しありそうだとは思うものの…、
私のつたない科学知識でも、地下のプレート的に、南海トラフと神奈川県西部(深さ10km程度)では「関連性は低い」メカニズムの地震だったと思います。

初めての臨時情報が発表されたタイミングで、偶発的に起こった何とも間の悪い神奈川県西部地震(M5.3)でした。

さて、この一連のできごとで、とくに西日本を中心に、生活物資を求める人が増え、多少の混乱も生じているそうです。

実際に、先週の木曜日夜から、当店(セイショップ)でも、問い合わせや注文が殺到している状況です。

私どもセイショップでも、注文の受付と商品の発送を順次処理して参りますが、お盆の帰省時期と重なり、スタッフの人員も限られていることから、しばらくは商品のお届けまでお時間を頂くかもしれません。

とくにサバイバルフーズ以外の他社商材によっては、売り切れなどが生じて、だいぶんお待ちいただく方もいらっしゃるかもしれません。予めご承知おき願います。

また、お願い事で恐縮ですが、どうか、慌てずに間違わず注文を入れるようにして下さい。

ご本人にとっては命に係わるようなニュースで仕方ないとは思いますが、阪神淡路大震災(1995年)や東日本大震災(2011年)の際にも、同じような状況を私どもは経験しております。

こういう時、ご注文後に「数量を間違えた」や「キャンセル」「別の商品に変更したい」といった問い合わせや電話がとても増える傾向にあります。

これら電話受付や注文内容の変更の処理などは、どうしても手作業で人手がかかってしまい、通常の業務を圧迫します。

ご理解とご協力をお願いいたします。

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★夏季休業日:8/13(火) – 15(木) まで
詳細は⇒https://www.seishop.jp/blog/2024summer/

ネットショッピングは毎日休まず自動受付しておりますが、休業期間は発送業務やメールの返信はお休みです。
休み中にいただいたご注文商品の発送は、8月16日(金曜日)以降より再開いたします。

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…さて、

日向灘でマグニチュード7.1の地震がありました。

先週8月8日(木曜日)、日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生し、宮崎県日南市で最大震度6弱が観測されました。

日向灘を震源にマグニチュード7クラスの地震が発生したのは、1984年8月以来の40年ぶりとなります。

また、震度6以上が観測されたのも今回が1919年来の観測史上初ということになりますが、ただ、以前の地震記録は旧震度階級による「震度5」のため、この震度5は、実際には現在の震度階級上は震度6相当になると考えられます。

《近年の日向灘地震の一覧》
・1662年(寛文2年)10月31日(M7.6)死者多数、津波5メートル
・1931年(昭和6年)11月2日(M7.1)死者1人、負傷者29人
・1941年(昭和16年)11月2日(M7.2)死者2人、負傷者18人
・1961年(昭和36年)2月27日(M7.0)死者2人、負傷者7人
・1968年(昭和43年)4月1日(M7.5)死者なし、負傷者15人
・1984年(昭和59年)8月7日(M7.1)死者なし、負傷者9人

今回の地震では逆断層型で震源の深さも約30kmと比較的浅かったことから津波が発生し、宮崎県宮崎港で最大50cm、日南市・油津では最大40cmの津波が観測されました。

過去の日向灘地震でも小津波(20cm程度)から大津波(4〜5m)が観測されていますので、この地震では必ず津波を伴う、と知っておかれると良いかと思います。

今回の地震では昭和以降の日向灘地震と同じく、大きな人的被害とはならずに、停電、断水、通信障害もなく、交通などへの大きな混乱もありませんでした。

(被災地域では今後の雨や余震活動にご注意ください)

ただ、この地震の発生に伴って、南海トラフ地震の想定震源域では、大規模地震の発生可能性が平常時に比べて相対的に高まっていると考えられたことから、同日19時15分に気象庁で南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されることになりました。

「南海トラフ地震臨時情報」の発表

「南海トラフ地震臨時情報」の運用がスタートしたのは、2019年(令和元年)5月31日からで、今回、運用5年間で初の“臨時情報”の発表となりました。

統計的な確率では、1週間程度で“本震”が起きることはほぼ無いのだろう…と私は想像(と願っています)していますが、“絶対の安全は無い(明日起こっても不思議でない南海トラフ地震の発生確率が相対的に高まったのは事実)”なので、平時から危険に備えをしておくに越したことはありません。

今も平時なのですから、この機会を使って、各自、備えの充実を図りましょう。

少しでも危機に備えるために、普段から注意して運転するけれども自動車保険に加入したり、防火対策をしつつも火災保険や、健康に留意しながらも生命保険へ加入するのと、生命の安全に備える防災も一緒の考え方というわけです。

なお、臨時情報につきましては、テレビなどニュース番組で、連日専門家を交えての詳しい解説が行われていますので、とくに、このメルマガでは内容について説明はいたしません。

ここでは少しは皆に安心してもらおうという材料提供を目的に、テレビで余り報道されない余談的なことを述べますね。

この法律(基準)は、もともとは、1970年代から科学者のあいだで話題になっていた、東海地震・南海地震・東南海地震という3つの巨大地震の震源域で、過去に繰り返し発生してきた「南海トラフ巨大地震」という“超・巨大地震(メガクエーク)”から国民を守ることを目的に、2002年7月に定められた法律「東南海・南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法(東南海・南海法という)」に基づくものです。

その後、2011年に、それまで誰も予想していなかった大規模な超・巨大地震「東日本大震災」が東北地方を襲い、多数の人命が失われ、史上最大規模の経済的損失につながりました。

この教訓から、もっと人命や経済を守れるようにと、2013年11月、東南海・南海法は「南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法(南海トラフ法)」と法律が改正されることになります。

そして、2019年に「南海トラフ地震対策推進基本計画」も変更され、気象庁で南海トラフ地震臨時情報の運用が開始されました。

1970年代〜2000年代までの数十年間は「地震の予知ができるか?」という議論に焦点が当てられ、結局のところ、今の科学技術では精度や確度の高い短期的な“地震予知は無理(不可能)”と結論されて今に至ります。

しかし、〇月×日にマグニチュード8〜9の巨大地震が××の場所で起こるといった確実な予知はできないけれども、実際問題として、南海トラフの領域で巨大地震は近い将来に確実に発生するのが分かっています。

その近い将来が、明日なのか、50年後なのか、実はよくわからない。

いつか確実に発生して人の生命や財産を脅かす、のが分かっているのに、手をこまねいて待ってはいられません。

ならばどうするか…とうことで、現在の科学的知見内で運用できそうな次善策として“臨時情報”のシステムができたように思われます。

予知偏重の旧時代には「予知がハズレた(空振りした)ら誰が責任取るの?」なんてアホな議論が繰り返し行われていましたが、そこで「私が全責任を負う!」なんて立派な政治家が現れるはずもなく、学者・科学者に全責任を負わせるのも酷なため、であれば法的な基準を定めて事務的運用ができるようにしようじゃないか、となったのが、今回の「南海トラフ地震臨時情報」なのでしょう。

歩みは遅かったですが、やっとここまで大規模な社会の安全システムが運用されるに至った事実は、とても偉大な一歩だな、と正直なところ感じています。

…というのも、私は、先日、日向灘地震が発生し「臨時情報(調査中)」とされた際、当初の速報値で「M6.9」となっていたように記憶していましたので、判定基準(M7.0以上)に照らして、今回も4月の豊後水道地震(愛媛県・高知県で震度6弱)と同じく、基準を満たさなかったという理由から臨時情報の発表は無いだろう…と何となく考えていました。

でも実際は、日向灘地震は「M7.1」との規模とされ、臨時情報(巨大地震注意)が発表されることになりました。

想像するに、今回の“発表”の背景に、多くの会社が休みに入る三連休とお盆時期が重なったという時期的な後押しもあったのやもしれません。

きっと、初の「臨時情報」でどういった社会混乱があったのかなどを見極めて、後々の運用方針の見直しも図られていくのでしょうね。

備えよ、常に( Be Prepared )

「備えよ常に」はスカウト運動の標語です。

しかし、災害への備えかたは、その人の生活環境や、暮らし方により、人それぞれ違うものです。

そのため、政府やテレビなども、避難所や避難行動について述べることはあっても、事前の備えを具体的にどうすればよいかまで詳細に言及することは余りありません。
あったとしても、その事例が、自分にとって必ずしも役立つとは限らないということです。

本来、防災は「自分で考えて、自分で備える=自助」ものですので、自己リスクの判断がつかない場合、どこからどう手を付けてよいものか、なかなか分かり難い側面もあるのです。

今回の一連のできごとは、きっと今後も、自助(自分と家族の命は自分で守る)の防災について気付きを得る良い機会となったかと思います。

参考までに、「防災論事始」は、私がだいぶん昔に書いたコラム記事ですが、備えの考え方についての割と大きなヒントになると思います。一度読んでみてはいかがでしょうか。

・災害に備えるということは? 防災論事始(2007.10.03)|思則有備(しそくゆうび)





◆執筆者
SEI SHOP(セイショップ)総合プロデューサー
平井敬也(ひらい ひろや)

防災士(日本防災士機構登録No.040075)、日本人間工学会会員。
1970(昭和45)年、東京都世田谷区生まれ。神奈川県横浜市在住。日本大学大学院で安全工学・人間工学を専攻。大学院修了後、大手ゲーム製造メーカーに入社、企画開発、PL(製造物責任法)担当や品質管理(ISO9000)に携わる。2001(平成13)年、災害用長期備蓄食〈サバイバル®フーズ〉の輸入卸元、株式会社セイエンタプライズ取締役に就任。阪神淡路大震災で家族が神戸で罹災、日常の防災意識や危機管理の啓蒙普及を企図した無料メールマガジン『週刊防災格言』を07年よりスタート。毎週月曜日に防災格言を発信し続け2万人の読者を得ている。
【書籍】天災人災格言集―災害はあなたにもやってくる! ¥1,650(税込)




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スタッフブログ「平井敬也の防災歳時記」は、2007年から配信している防災情報メルマガ「週刊防災格言」を元に作成しています。 防災士・平井敬也が災害に備える知識を、毎週月曜日に無料でお届け。
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