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花火大会の様子

おはようございます。

東日本大震災と福島第一原発事故から 13年 (4890日) です。

元日の令和6年能登半島地震から間もなく 7ヶ月(210日)です。

8月1日(木曜日)は「水の日(水の週間)」です。

また、レバノン首都ベイルートで硝酸アンモニウムが大爆発した2020年の「ベイルート港爆発事故(死者218人 重軽傷者7000人)」から8月4日で 4年 です。(この爆発は広島型原子爆弾の1/20の規模の爆発とされている。)

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…さて、

東北地方が記録的な大雨に見舞われました。

先週7月24日(水曜日)から梅雨前線が朝鮮半島〜東北付近にかけて停滞し、この前線の活動が活発化し、東北の秋田県や山形県を中心に激しい雷雨を降らせました。

その反対に、梅雨前線の下側(南側)にあたる関東地方以西の関東〜九州にかけては、各地で最高気温35℃以上の猛暑日が続出しています。

気象庁の予報では、今後も7月30日(火曜日)頃まで梅雨前線が東北付近に停滞する見通しのため、東北では、引き続き大雨に厳重な警戒が必要(河川の氾濫や田畑など低い土地の浸水に注意)です。

とくに、今後の雨では、緩んだ地盤に、さらに雨が降ることによる土砂災害に警戒が必要です…。

また、関東から九州では、引き続き「猛暑日」となる危険な暑さが続くようです。今週も熱中症にならないよう注意してください。

今回の東北の豪雨ですが、

7月25日(木曜日)昼過ぎ、山形県では停滞する梅雨前線に沿って、次々に暖かく湿った空気が流れ込む「線状降水帯」が発生しました。
これにより、山形県では、今年、全国初の「大雨特別警報」が気象庁から発表されることになりました。

その後、25日夜に、いったん雨足が弱まったことから、気象庁は「大雨特別警報」から「大雨警報」に警報を引き下げましたが、小康状態を迎えていた雨は、深夜に再び激しさを増しました。
山形県で新たな「線状降水帯」が発生し、山形県には、この日二度目の「大雨特別警報」が発表されることになりました。

気象庁の宮澤清治(1923〜2011)さんが生前《 災害は深夜に起こりやすい 》と述べてらしたように、今回も、多くの人が寝静まっていた深夜(午後23時過ぎ)に二度目の線状降水帯が発生し、最上川支流などで濁流が襲いました。

※気象庁天気相談所長・宮澤清治(1923〜2011)氏の防災格言
https://shisokuyubi.com/bousai-kakugen/index-616

この雨で、山形県酒田市や新庄市、秋田県南部では、1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降り、24時間雨量で、山形県真室川町差首鍋(321mm)、山形県酒田(219mm)、秋田県由利本荘(219mm)など、24時間の雨量で観測史上最大を更新しました。

被害地域の一日も早い復旧をお祈りしています。

土潤溽暑(つちうるおいて じょくしょす)

一昨日の7月27日(土曜日)は七十二候(1年を72に分けた暦)の「 土潤溽暑(つちうるおいて じょくしょす) 」でした。

強い陽気が土の湿り気を蒸発させて、蒸し暑い頃です。

「溽(じょく)」という漢字一字で「蒸し暑い」という意味があります。

そして、非常に蒸し暑い様を「溽暑(じょくしょ)」と言い、夏の湿気の多い蒸すような暑さを意味します。

しかし「溽暑(じょくしょ)」とは、今でいうところの、いかにも不快指数の高そうな言葉ですね。

江戸時代に四時堂其諺(しじどうきげん / 1666〜1736)が著した歳時記本『 滑稽雑談(1713年) 』に曰く―、

“季夏の月、土潤溽暑。
土の気潤ふ、ゆゑに蒸鬱して湿暑となす。
俗に「蒸(む)す」などという義なり。”

―とあります。

先週「大暑(7月22日)」を迎えた頃から、暦の上でも、夏の暑さの絶頂期に入ってきましたが、梅雨明けの後の夏の暑さというのは、ジメジメとした湿気を伴う暑さとなるために、実際に、たいへん人の感じる不快指数の高いものです。

夏の暑さを表す言葉は、猛暑や炎暑や酷暑などたくさんあるものの、「溽暑(じょくしょ)」は、これらと違ったニュアンスを持つもので、この時期特有の日本独自の気象をよく表した言い回しのようです。

尚、俳句の世界では、この言葉は晩夏の季語となり、和暦の水無月(7月)の異称として使われるとのことです。

… … … … … …

…さて、

夏の風物詩と言えば「花火」です。

足立区花火大会の土手の人だかり

梅雨が明けてからは、各地で花火大会が始まります。

関東の梅雨明けが発表されてから初めての週末となった先日7月20日(土曜日)、東京・足立区の花火大会が話題になりました。

開催直前に雷雨とゲリラ豪雨が降り、打ち上げ開始20分前という直前になって、やむなく開催中止となったものです。

足立の花火大会は、1時間に約1万3000発の花火が打ち上げられる東京有数の花火大会なのだそうです。

開場に集まった約40万人の観客らが、突然の中止と、雷雨から避難するため、一斉に近隣の北千住駅へと向かったことで、駅周辺が全く動けない状態になるほど大混雑したことがニュースやSNSで、取り上げられたのでした。

中止のアナウンスの後になって強い雷雨となったことからも、主催者側の賢明な判断がうかがえます。
さいわい、駅周辺での群集雪崩のような大きな事故もなく、結果的に英断といえる一連のできごとでした。

《 遠花火 開いて消えし 元の闇 》寺田寅彦

隅田川花火大会の歴史

おそらく日本でいちばん有名な花火大会「隅田川花火大会」は、江戸時代に八代将軍・徳川吉宗公が打ち上げた「両国川開きの花火」を起源とする日本最古の花火大会なのだそうです。

そして、この両国の「川開き」自体も、江戸時代の大飢饉による餓死者やコレラ感染症による大勢の犠牲者らを弔い、そしてよくわからない病魔の悪霊退散を目的に、徳川吉宗により享保18年(1733年)に始まった行事なのだといいます。

昔の人は季節と年中行事、いわゆる「暦」にとても厳格でした。

昔から、隅田川の川遊びは、旧暦5月28日〜8月までと厳格にシーズンが決められていました。

そして、富士山の山開きのように、その納涼期間の最初の日「5月28日」を「川開き」と呼びました。

その「川開きの日」に船宿や料理屋の景気づけと宣伝を兼ねて花火大会を催すようになったのが両国の花火の始まりで、その火付け役は、花火師の鍵屋弥兵衛の「献上花火」だったといいます。

伝承によれば、享保17年(1732年)、江戸では大飢饉とコレラ大流行で、たくさんの死者・餓死者(死者90万人ともいう)をだしました。

当時の幕府「八代将軍・徳川吉宗公」は、死者の慰霊と悪疫退散をかねて、両国川(隅田川の両国橋付近)で水神祭を執り行いました。

同時に隅田川両岸の水茶屋も5月28日に川施餓鬼(死者を供養する法事)を催して死者の追善供養を行ったのだそうです。

翌18年(1733年)、前年の水神祭と川施餓鬼にちなんで5月28日に「川開き」を初めて行ない、ついでに花火を打ち上げたのが、その後年中行事になったのだと伝わっています。

その後「両国川開きの花火」は、明治維新や第二次世界大戦時に一時途絶えましたが、昭和53年(1978年)に「隅田川花火大会」と改称され今日まで続くことになったのだそうです。

玉屋(たまや)と鍵屋(かぎや)

川柳 《 花火屋は 何れ稲荷の 氏子なり 》

…たまやぁ〜♪、かぎやぁ〜♪

は花火の掛け声ですが、玉屋(たまや)も鍵屋(かぎや)も花火業者の屋号で、ともに江戸を代表する花火屋でした。

玉屋が登場したのは、文化7年(1810年)のことで、当時、鍵屋の手代だった清吉という者が、鍵屋から暖簾分けで分家して「玉屋」と名乗って独立したのでした。

以降の川開きの花火大会では、大川の上流を玉屋が、下流を鍵屋が受け持つことになり、まさに「たまやぁ〜♪、かぎやぁ〜♪」の大歓声に包まれる二大花火師競演の時代へと入っていきました。

ところが、それから32年後の天保14年(1843年)、玉屋は火事になり店は全焼、火は周辺の町にも飛び火して半丁(約1500坪)ほど類焼する大事故を起こしてしまいました。

この失火によって玉屋は財産没収のうえ江戸追放、家名断絶の厳しい処分を言い渡されました。

江戸時代に成り上がった玉屋は、この事件で没落し、わずか一代で明治維新前に消えてしまったのでした。

一方で、鍵屋は、今も代々続いており、宗家花火鍵屋は第15代目当主・天野安喜子さんが伝統を受け継いでいらっしゃるそうです。

… … … … … …

…どうやら「花火」そのものに防災的な意味はないようです。

しかし、花火大会のもととなった川開きの起源には、感染症禍“コレラ菌”によるエピデミック災厄を祓おうといった目的がありました。

今後は、打ち上げ花火をみながら、手を合わせて安全を祈願するのもきっと縁起が良いかもしれませんね。

尚、余談になりますが…、

花火には火薬がつきもので、この火薬は、今では経済産業省所管の法律「火薬取締法」で安全性が厳格に定められています。

経産省では火薬災害・事故の防止を目的に「 火薬類危害予防週間(毎年6月10日〜16日) 」という啓発週間も行っています。

実際、日本国内での火薬事故では、夏の花火大会での事故や、市販のおもちゃ花火(がん具煙火と呼びます)の事故がもっとも多いそうで、だいたい毎年30件前後の事故があって、多いときは30人前後、少ない年で数名が死傷しているようです。

花火で遊ぶ際には、火のとり扱いに十分ご注意下さい。





◆執筆者
SEI SHOP(セイショップ)総合プロデューサー
平井敬也(ひらい ひろや)

防災士(日本防災士機構登録No.040075)、日本人間工学会会員。
1970(昭和45)年、東京都世田谷区生まれ。神奈川県横浜市在住。日本大学大学院で安全工学・人間工学を専攻。大学院修了後、大手ゲーム製造メーカーに入社、企画開発、PL(製造物責任法)担当や品質管理(ISO9000)に携わる。2001(平成13)年、災害用長期備蓄食〈サバイバル®フーズ〉の輸入卸元、株式会社セイエンタプライズ取締役に就任。阪神淡路大震災で家族が神戸で罹災、日常の防災意識や危機管理の啓蒙普及を企図した無料メールマガジン『週刊防災格言』を07年よりスタート。毎週月曜日に防災格言を発信し続け2万人の読者を得ている。
【書籍】天災人災格言集―災害はあなたにもやってくる! ¥1,650(税込)




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