おはようございます。
東日本大震災(2011年3月11日)からまもなく12年(震災から今日で4,568日目)、関東大震災(1923年9月1日)から 100年 です。
今月9月は、自宅や会社での防災を考える「 防災月間 」です。
本日(9月11日)は、雑節「二百二十日(にひゃくはつか)」です。
立春から数えて220日目にあたる日で、同じく210日目の雑節「二百十日(にひゃくとおか)」とともに、古来から台風が来る季節で、稲の開花する時期にもあたるために、農家にとっての厄日とされてきました。
この時期には、天候が悪くなって収穫前の農作物が被害に遭わないよう祈願する目的で、各地で「風祭」を行う風習が残っています。
また、
明日(9月12日)は、「水路記念日」です。
「水路記念日」は、海上保安庁海洋情報部の創立の日の記念日です。
日本が鎖国していた江戸時代末から明治維新後にかけ、アメリカのペリー提督が艦隊を率いて浦賀に来航(1853年)し、幕府に開国を迫った“黒船来航”事件のずっと以前から、日本近海には、ロシア、アメリカ、イギリスやオーストラリアなど西欧諸国の最新の武装船(捕鯨船)が頻繁に来ていて、江戸時代に漁師らは、海岸からこれらの外国船をしばしば目撃していたのだといいます。
そういう激動の国際情勢下に、明治政府は、1871年(明治4年)9月12日、当時の安全保障上の緊急課題であった日本沿岸の近代的海図作りを行う国家組織「兵部省海軍部水路局海洋情報部(海上保安庁海洋情報部の前身)」を設置しました。
現在も海上保安庁海洋情報部で、日本周辺の海の安全を図るための海図作りや海洋調査、測量活動が続けられています。
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さて、
先週末の9月8日から9日にかけ、東海、伊豆諸島に接近した台風13号や、秋雨前線と台風から変わった熱帯低気圧の影響で、福島県、茨城県や千葉県には線状降水帯による記録的な大雨が降り、河川氾濫などによる浸水被害や土砂災害、停電などが相次ぎました。
福島県では沿岸部などに線状降水帯が発生し、いわき市の9河川が越水しました。
茨城県では、時間雨量100ミリを超える猛烈な雨が降り、鉾田市では24時間雨量214.5ミリを観測、各地で土砂災害が相次いで発生しました。
日立市、高萩市、北茨城市などに記録的短時間大雨情報が発表され、高萩市などで警戒レベルが最も高い「緊急安全確保(レベル5)」も発令されました。
千葉県でも、千葉市緑区や茂原市などの8河川が氾濫し、市街地が浸水しました。
茂原市では24時間雨量374.5ミリ(観測史上1位)というものすごい雨量が観測されています。
茂原市の中心部を流れる豊田川などが氾濫するなどし、千葉県内では約9万人に「緊急安全確保(レベル5)」が発令されました。
水害では、水は必ず、低い土地へと流れてたまることを知り、ゼロメートル地帯や、河川の近く、低い土地にお住いの方々は、気象庁の発表や、地元行政(市区町村)の避難と警戒レベルの発令、日頃から耳を傾けるようにしましょう。
とくに、テレビで、気象庁が臨時会見をやっているときは、マジで危ないときです。
気象庁の臨時会見は、人の命に係わるような気象災害(危機)が迫っている際(会見では「切迫している」と表現します)に放送されるからです。
また、
9月8日深夜に、北アフリカのモロッコのマラケシュでマグニチュード6.8の大きな地震が発生しました。
歴史的建造物の多い旧市街などでは建物倒壊が多発しており、まだ被害の全容はつかめていませんが、相当な死傷者が出ている模様です。
この地震は、モロッコでは、過去120年間で最大の地震と言われています。
地震が全くないわけでなく、世界中の地震の2割が集中する日本ほど地震は多くはありませんが、ヨーロッパ、北アフリカでも地震はあります。
モロッコでは、1960年や2004年にもマグニチュード6.0クラスの今回と同じ直下型の地震で、大きな被害が生じています。
モロッコの北側のポルトガルのリスボンでは、今から300年前の1755年に、東日本大震災と同じレベルのマグニチュード9.0規模の超巨大地震が起こっており、この時に、モロッコなど北アフリカ沿岸には、高さ20メートルの津波が襲ったとされています。
当時のヨーロッパ文明を代表する海洋大国ポルトガルは、この地震により壊滅的な被害を受け、その後、国力は次第に低下し、以降は衰退の一途をたどることになりました。(諸説ある)
リスボン大地震が当時の人々へ与えた衝撃はとても大きく、その後の西洋哲学や思想にも大きな影響を与えることにもなりました。
ときに一つの自然災害が、国運を左右することもあるのですね。
地球の全表面を覆う十数枚の厚い岩盤(プレート)は、絶えず移動しており、これが重なったりしてズレ動くのが地震です。
そして、地震は、プレートの境界といった発生頻度の比較的多い場所もあれば、ほとんどない場所もありますが、絶えず動いている地盤の上で暮らす私たちの地球では、世界各地のどこでも地震という現象は起こり得るのだそうです。
各地で発生する災害については、対岸の火事ではなく、できるだけ自分事として捉えて、自助(自分の身は自分で守る)の意識を持って、自らの判断で対策(まずは命を守る避難行動、備蓄によるその後の生活確保)を実践していってほしいと思います。
最後に、水害、地震…被災地の一日も早い復旧をお祈りしております。
《 執筆者 》
SEI SHOP(セイショップ)総合プロデューサー
平井敬也(ひらいひろや)
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