会員様のみ、ログインしてご購入時のサバイバルフーズ・シリーズ割引特典 | 新規会員登録はこちら >

25年保存のチキンカレーついにできました! ≫

サバイバルフーズ販売45年 非常食・防災グッズ・防災の専門店|おかげさまでサバイバルフーズは発売から45周年 会員登録でサバイバルフーズ シリーズ割引特典 ≫

お問い合わせ 電話 0120-108-565
営業時間 - 月〜金曜日(※祝日を除く)10:00 ~ 17:00

ひまわり畑

おはようございます。

本日で、東日本大震災から 4,526日 が経過しました。

明日8月1日は「水の日(水の週間)」です。

世界中に熱波が訪れている今夏は<史上最も暑い7月>となりそうです。

先日(7月27日)、世界気象機関(WMO)と欧州連合(EU)の気象情報機関であるコペルニクス気候変動サービス(C3S)は、

“ 7月の世界の平均気温が観測史上最も高くなる見通し ”

…と発表しました。

グテーレス国連事務総長はNY国連本部の講演で、気候変動に言及し

“ 地球温暖化の時代が終わって、地球沸騰の時代が来た ”

the era of global warming has ended and the era of global boiling has arrived.

と指摘し、まだ最悪の事態を食い止めることは可能であり、それには世界各国が行動することが必要だ、とコメントしています。

地球温暖化問題は今が正念場なのかもしれません。


さて、

暑いといえば…

蒸し暑いとき、日陰を見つけたのに、まったく涼しくないばかりか、ますます暑く感じた。

エアコンの温度が同じ28度の設定なのに、暑いときもあれば、涼しいときもある。

こんな経験は誰しもあるものです。


体感温度という言葉が広く知られていますが、「暑さ」や「涼しさ」の感じ方は、温度だけでなく湿度や風速や我々の健康状態など様々な事情が関係しているようです。


…暑いときがあるからこそ、涼しさを感じる。

とは物理学者の寺田寅彦が、昭和4年(1929年)9月の随筆『涼しさと暑さ』の中で述べた言葉です。

正確には、

“ 涼しいというのは温度の低いということとは意味が違う。暑いという前提があって、それに特殊な条件が加わって始めて涼しさが成立するのである。 ”

と寅彦は書きました。


今から100年ほど昔となる昭和4年(1929年)8月の東京の夏は、例年よりも少しだけ暑かったようです。

気象庁の統計データを見ると、東京では、この年の8月8日に、数年来で最も高い気温「36.2度」を記録しています。

前年の昭和3年(1928年)は、東京の年最高気温は「32.2度(9月1日)」、前々年の昭和2年(1927年)は「35.6度(7月23日)」、昭和5年(1930年)「33.8度(7月15日)」で、昭和6年(1931年)は「33.8度(8月28日)」、

ということなので、きっと寅彦も「今年は暑いな」と感じたのでしょうね。


ちなみに、近年の東京の年最高気温はというと、もっとも暑かったのが、
2018年で「39.0度(7月23日)」、
2019年「36.2度(9月9日)」
2020年「37.3度(8月11日)」
2021年「36.8度(8月10日)」
2022年「37.0度(7月1日)」
今年2023年が「37.7度(*7月26日)」

ということで、100年前に比べると、東京の最高気温もだいぶん高くなってきているのがわかります。


話を戻し、寅彦は、昭和4年(1929年)の酷暑を通じて、涼しいとは何だろう? かと考えを巡らせました。

暑い中で涼しさを感じる事もあるのに、寒中に焚火をしても「涼しさ」は感じない。

“ 暑いと涼しいは互いに排他的(エクスクルーシブ)な感覚でなくて共存的な感覚であることに初めて気が付いたのである。”

と気付いた寅彦は、

“ 暑いと同時に涼しいということ、あるいはむしろ暑い感じを伴うことなしに涼しさは感じ得られないということが一般的な事実であるのに、吾々は暑い涼しいという二つの言葉が反対のことのように思い込んでしまっていたために、こんな分かり切ったことに今迄気が付かないでいたのではないか。
ここでも吾々は「言葉」という嘘つきに欺されていたのではないか。”

と考察を巡らせています。


身近で、単純で、簡単で、分かり切った事象のはずなのに関わらず、本当のことになかなか気づかないという人の盲点を、人間の勝手な思い込みの中に見出した寺田寅彦がもし生きていたら、今の地球温暖化をどう見たのでしょうか?





◆執筆者
SEI SHOP(セイショップ)総合プロデューサー
平井敬也(ひらい ひろや)

防災士(日本防災士機構登録No.040075)、日本人間工学会会員。
1970(昭和45)年、東京都世田谷区生まれ。神奈川県横浜市在住。日本大学大学院で安全工学・人間工学を専攻。大学院修了後、大手ゲーム製造メーカーに入社、企画開発、PL(製造物責任法)担当や品質管理(ISO9000)に携わる。2001(平成13)年、災害用長期備蓄食〈サバイバル®フーズ〉の輸入卸元、株式会社セイエンタプライズ取締役に就任。阪神淡路大震災で家族が神戸で罹災、日常の防災意識や危機管理の啓蒙普及を企図した無料メールマガジン『週刊防災格言』を07年よりスタート。毎週月曜日に防災格言を発信し続け2万人の読者を得ている。
【書籍】天災人災格言集―災害はあなたにもやってくる! ¥1,650(税込)

熱中症対策におすすめの商品

おすすめコンテンツ

「食」から探す

「装」から探す

「知」から探す

paymentお支払い方法について

クレジットカード

  • JCB
  • VISA
  • Diners Club
  • AMERICAN EXPRESS
  • mastercard

銀行振込(前払い)

代金引換

郵便振替(前払い)

コンビニエンス決済(前払い)

セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン selcmart

Amazon pay

Pay Pay

>決済について詳しくはこちら

local_shipping送料・配送について

33,000円(税込)以上の
お買い上げで送料無料
(沖縄・離島・一部地域除く)

送料一律税込880円
※北海道・九州・沖縄・離島を除く
(別途送料を申し受けます)
※サバイバルフーズ以外の一部商品及びセール品を除く

>送料・配送について詳しくはこちら

mailお問い合わせ

お問い合わせはこちら

ご利用ガイドはこちら

callTEL : 0120-108-565

routerFAX : 03-5212-6253

営業時間

月〜金曜日(※祝日を除く)
10:00 ~ 17:00

運営会社 / 株式会社セイエンタプライズ セイショップ事業部

〒102-0081
東京都千代田区四番町8-13(吉野ビル1F)

>セイショップ ショールームのご案内

replay サバイバルフーズシリーズ について

サバイバルフーズとは、25年間の超長期保存が可能なフリーズドライ加工食品とクラッカーの備蓄食です。
なお “サバイバル®” は弊社の登録商標です。
軽量、コンパクトで、栄養バランスにも優れるという理由で様々な分野で利用されています。