おはようございます。
本日で東日本大震災から 4,470日 が経過しました。
また、能登地方の石川県珠洲市で発生した震度6強の地震から1か月です。
この地震で、死者は1人、重軽傷者47人、住家全半壊計677棟を数えました。
被災地域では、罹災された方の生活再建に向けた、応急仮設住宅の建設が今も急ピッチで進んでおります。
明日(6/6)は、二十四節気の「 芒種(ぼうしゅ)」です。
そして、今週末の日曜日(6/11)には、雑節「 入梅(梅雨入り)」を迎えます。
芒(のぎ)のある穀物や稲・麦など穂のでる穀物の種をまく季節になったことから「芒種」とよばれますが、この芒種の時期は、青い梅の実が黄色く色づきはじめ、紫陽花が咲き、百舌鳥が鳴き、虫の蛍(ホタル)も現れ始めるという、とてもステキな季節なんですね。
ただ、この季節は、雷雨や降雹(ひょう)、長雨の「五月雨(さみだれ)」が降る時季です。これからしだいに梅雨に入りし、蒸し暑さも増してきますので、外へお出かけの際には、カバンに雨具を忘れずに用意しましょう!
さて、雨といえば…
この週末6月1日から3日にかけ、大型台風2号の接近に伴って大気が不安定となり、各地に記録的大雨を降らせました。
高知西部や三重南部、愛知東部、静岡西部など四国~東海地方では、短時間に大雨をもたらす「線状降水帯」が相次いで発生し、四国~関東の各地では、観測史上1位を記録する大雨となりました。
先月の気象庁気象研究所の分析報告では、地球温暖化による日本近海の海面温度上昇で、集中豪雨をもたらす「線状降水帯」の発生頻度が、1976年以降の45年間で、約2.2倍に増えているそうです。
巨大台風や集中豪雨は、今後も増えていくことが確実視されています。
そこで、日本では現在、甚大な災害につながる恐れのある「線状降水帯」について、観測強化と、予報の迅速化の取り組みが行われています。
気象庁の「線状降水帯予報(顕著な大雨に関する気象情報)」は2021年にスタートしていますが、
今年に入り、全国20か所の気象レーダーの高機能化が行われて、先月5月25日からは線状降水帯の警報の発表のタイミングが、従来よりも約10分から30分ほど早く発表されるようになっています。
将来的(3年後)には、さらに2~3時間前に発表できるように改良が進められているのだそうです。
集中豪雨という災害では、線状降水帯の発生からとても短時間で、洪水や土砂災害が発生することが多いので、できるだけ、早め早めに警報を発表できることが必要なのですね。
ただ、「発生するかもしれない」という警報が早くなるということは、それだけ「空振り(警報がハズレる)」も多くなるかもしれないということです。
本当の有事にきちんと警報システムが機能することが大切であって、警報担当者が外れることを恐れて警報が出せないことの方が怖いのですから、警報が外れたからと不必要に騒ぐことのない世論というのも必要なのでしょうね。
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《 執筆者 》
SEI SHOP(セイショップ)総合プロデューサー
平井敬也(ひらいひろや)
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