サバイバルフーズ販売45年 非常食・防災グッズ・防災の専門店|おかげさまでサバイバルフーズは発売から45周年

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おはようございます。

東日本大震災と福島第一原発事故から 13年 (4848日) です。

元日の令和6年能登半島地震から 168回目 の朝を迎えました。

今週は、

沖縄慰霊の日(6月23日 日曜日)です。

沖縄は二次大戦(1945年)で、国内で唯一の地上戦が繰り広げられた場所で、沖縄戦だけで20万人超の戦死者をだし、その半数は一般市民でした。79年前のこの日は、実質的な沖縄戦の終結日とされています。

そして、週末は「 夏至(げし)」(6月21日 金曜日)を迎えます。

花菖蒲(ハナショウブ)が咲き、蛍がとぶ頃です。

… … … … … …

夏至は太陽が最も高い夏至点(太陽の黄経90度)に達するときを指し、この日の北半球では昼が一年で一番長くなります。

つまり、この日の太陽はもっとも北に寄っており、東京は、明るい昼が14時間半もあって、夜は9時間半しかありません。

夏至を過ぎると、しだいに昼の間が短くなっていきます。

例年ですと、この夏至ころには、梅雨に入っていて、農家は田植えで忙しくしていますが、今年は、関東甲信の梅雨入りが平年よりも遅れているようです。

ただ、今週には、梅雨前線が日本列島の近くまで北上してきそうなので、梅雨入りも間近かもしれませんね。



… … … … … …

さて、

紫陽花(あじさい=ユキノシタ科アジサイ属)

あじさいが咲いている様子

が見頃だそうです。

紫陽花といえば、諺に

“ 美しい花には棘(とげ)がある ”

“ 綺麗なものには毒がある ”―――とあります。

…だから、紫陽花にも毒があるんだよ、なんて幼少のころに教えを受けたものです。

当時、あじさい寺(明月院)のある鎌倉(逗子)に住んでおり、紫陽花怖えぇ…と恐怖しながらあじさい寺にはじめて遠足にいった子ども時代を思い出します。

紫陽花は、遠くから愛(め)でるには良いものですが、子どもや犬がいる自宅の庭には植えるのは要注意と教わったものです。

厚生労働省などの情報サイトを調べると、

※厚生労働省 > 自然毒のリスクプロファイル:高等植物:アジサイ
https://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/poison/higher_01.html

紫陽花の毒については、ほとんど明らかになっていません。

死亡事例がないので、きっと真面目に調査する研究者もほとんどいないのかもしれません。

紫陽花には、古くから青酸配糖体やアルカロイドといった毒の成分があるとも指摘されているそうで、その毒性は強くないようなのですが、紫陽花を口にすると、およそ30〜40分後に嘔吐・めまい・顔面紅潮などの症状が現れるといわれています。

実際、小料理屋で料理に添えられた装飾用「紫陽花」を誤って食べてしまった客が中毒となり救急車で運ばれる事例が二件(2008年6月)あったそうです。

と言う訳で、結婚式などのパーティを彩る装花にはよいでしょうが、食べものと一緒に皿に盛るのは誤食の危険があるので避けた方がよいのではないかと思います。

インバウンドで外国人の旅行客の多い今年、皿の上の紫陽花を食べてしまう食中毒が心配ですね。

ただ、紫陽花の花にはルチン、葉にはスキンミン、根にはヒドランゲノールなどが含まれ抗マラリア作用があるとのことで、昔から、花を乾かして煎じて服用すると解熱薬や咳止め薬としての効能があるとされます。

まさに

“ 毒にも薬にもなる ”

とは紫陽花のことだと、子ども心に思ったものでした。

… … … … … …

…話変わって…

52年ぶりのフランス西部地震(2023年6月16日)

今からちょうど一年前の2023年6月16日夜〜17日にかけて、フランス西部で、少し大きな地震(マグニチュード5.8)が起こり、余震も2回(M5.1とM3.7)続きました。

震源は、フランス西部のシャラント・マリタイム地方コミューン付近で、震源の深さは10km(6.21マイル)。

北部ブリュターニュ地方のレンヌから南西ボルドーまでの広い地域が有感で、震源域付近(主要都市ボルドー北のシャラント・マリタイム県)では、死者の報告はありませんが、負傷者2人、家屋135棟が損壊し、うち数十棟は人が住めないくらいで、地域の教会も大きく損傷したそうです。

フランス西部でこの規模の地震は、1972年以来の52年ぶりなのだそうで、このマグニチュード5.8の規模は、過去もっとも大きな地震でした。

フランス国内で最近、マグニチュード5を超える規模の地震は、2019年11月11日のフランス南部地震(M5.4)、2003年2月22日のフランス北東部地震(M5.0)くらいしか記録されていません。

昨年の地震では、日本だと震度3〜5弱くらいの揺れが続いたことになりそうですが、ほとんど地震の発生しないフランスですから、たいそう大きなニュースになりました。

この地震では、当時のエリザベット・ボルヌ首相は被災地に入り、「フランス領土で異例の地震」と前置きし、心配している住民らに支援を表明しました。

地震の無い国

イギリスのビッグベン

さて、

日本は世界で発生する地震の2割が集中する地震国です。

地震が集中する大きな理由は、地震は地下でうごめくプレートとプレートの境界で発生することが多く、日本にはこのプレートが集中しているからです。

地球上の約10枚あるというプレートの内、日本列島の地下には、太平洋プレート、フィリピン海プレート、ユーラシアプレート、北米プレートという約半数の4枚のプレートが接しています。

それらの境界が、いわゆる日本海溝、相模トラフ、南海トラフという地震の巣になるのです。

その一方で、これらのプレート境界が国土と接しておらず、有史以来、地震がほとんど起きない場所も世界にはあります。

地震がない国(正確には体に感じる地震があまり起こらない国)として良く知られているのはイギリスやフランスやスイスなどです。

地震の被害経験が少ない国では、古い歴史建築が多く残り、住民らも地震の揺れを体験することもなく、建物やインフラの耐震化もされず、ちょっとした規模の地震でも多くの建物に被害が生じます。

そのため、日本では震度4程度の小さな地震であっても、地震のない国では大騒ぎになることがあります。

こんな逸話があります。

世界最初の地震学会は、明治時代のお雇外国人ジョン・ミルン先生が1880年に設立した日本地震学会でした。

その発端は、東京大学に招かれたイギリス人のジョン・ミルン先生が、来日の際に横浜でマグニチュード5.5の少し大きな地震(横浜地震=1880年2月22日)を初体験したことです。

このとき腰を抜かさんばかりに驚いた地震を知らないイギリス人の先生は、日本で体験した地震と言う未知の現象を科学的に解明しようと思い立ち、すぐさま学会を立ち上げたのでした。

日本とイギリスとフランスとスイスの地震の数

日本地震学会によると、日本(日本列島の周辺)で体に感じる程度の震度1以上の有感地震は、1年間に1,000〜2,000回程度発生しているそうです。

平均すると、日本のどこかでは、1日あたり3〜6回も有感地震が起こっていることになります。

その一方で、諸外国はと言うと…

イギリスでは、年間20回程度しか有感地震がありません。

そのほとんどは震度1〜2程度(マグニチュード3程度)の弱い揺れで、まれにマグニチュード4以上の地震が2年に1回ほど、マグニチュード5以上が20年に1回程度発生しているようです。

そして、

フランスでは一年間に約30回程度の有感地震があり、

スイスは、年間約16回程度と、こちらも非常に少ないようです。

とくにスイスでは、過去800年間で約1万回の地震が発生していますが、このうちマグニチュード6を超える規模は、現在まで6回しか記録されていないのだそうです。

ただ大地震もある

ただ、大地震が全くないわけではありません。

スイスでは、1356年10月18日にバーゼル地震(M7.1)が発生し、この地震でバーゼルの市街が壊滅し1,000人以上が亡くなっています。

フランスでは、1909年6月11日のプロヴァンス地震(M6.2)が、フランス本土で発生した最大の地震とされていますが、このとき死者46人、負傷者250人、建物被害約2,000棟の被害がありました。

また、1227年にもプロヴァンス地方で地震(M5.5)があり、少なくとも5,000人が亡くなったとも考えられているようです。

イギリス本土では際立った大地震の記録は見つかりませんでしたが、1382年5月21日と1580年4月6日の二度、イギリスとフランスのあいだのドーバー海峡でM5.9〜M6.0の地震があり、1580年の地震ではイギリスで2人、フランスで多数の死者がでたとされています。

これらの地震の無い国の、有史以降の800年間では、いわゆる大地震と考えられるのは、バーゼル地震の1回だけなのかもしれません。

余談になりますが、ヨーロッパであっても、例えばイタリアやギリシャやトルコなどは比較的に地震が多い国として知られており、1693年1月11日のシチリア島地震(M7.4 死者60,000人)や1908年12月28日のメッシーナ地震(M7.1)では、南イタリアのレッジョ・カラブリアが壊滅し、75,000人〜200,000人が亡くなり、1915年1月13日のイタリア中部地震(M6.7)では、アヴェッツァーノの町が壊滅し32,000人が亡くなる地震もありました。

さらに、大西洋で1755年11月1日に巨大地震が発生しており、このポルトガルのリスボン大地震(M8.5〜M9.0)では、火災と大津波により、リスボン市の人口の5分の1となる推定5万人が亡くなっています。





《 執筆者 》
SEI SHOP(セイショップ)総合プロデューサー
平井敬也(ひらいひろや)

平井敬也

防災士(日本防災士機構登録No.040075)、日本人間工学会会員。
1970(昭和45)年、東京都世田谷区生まれ。神奈川県横浜市在住。日本大学大学院で安全工学・人間工学を専攻。大学院修了後、大手ゲーム製造メーカーに入社、企画開発、PL(製造物責任法)担当や品質管理(ISO9000)に携わる。2001(平成13)年、災害用長期備蓄食〈サバイバル®フーズ〉の輸入卸元、株式会社セイエンタプライズ取締役に就任。阪神淡路大震災で家族が神戸で罹災、日常の防災意識や危機管理の啓蒙普及を企図した無料メールマガジン『週刊防災格言』を07年よりスタート。毎週月曜日に防災格言を発信し続け2万人の読者を得ている。
【書籍】天災人災格言集―災害はあなたにもやってくる! ¥1,650(税込)




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