おはようございます。
2011年3月11日の「東日本大震災(M9.1)」と「福島第一原発事故」から今年で 15年 (5429日) を迎えます。
2024年1月1日の「令和6年能登半島地震(M7.6)」から 2年 (749日) が過ぎました。
1995年1月17日の「阪神・淡路大震災(M7.3 死者6,437人、重軽傷者43,792人)」から 31年目 です。
そして、
南海トラフ巨大地震の想定域内を約25年ぶりに震度5強(大分・宮崎で震度5強)の揺れが襲った2022年1月22日の「日向灘地震(M6.6 重軽傷者13人)」から 4年 です。
その後も日向灘では地震活動が多発し、今日までに震度1以上を観測する日向灘を震源とする有感地震は185回起っています。
このうち、2024年8月8日には M7.1の宮崎県で震度6弱を観測し、気象庁で「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が史上初めて発表されたほか、2025年1月13日にも宮崎で震度5弱(M6.9)の揺れが発生しています。
また、
2018年1月22日に東京都心(千代田区)で23センチの雪が降り、関東や東北の太平洋岸で停電や事故・立ち往生が相次いだ「首都圏・関東地方大雪(死傷者982人)」から 8年 、
大雪により新名神高速道路で10キロに及ぶ立ち往生(解消まで28時間)、JR京都線や琵琶湖線の列車立ち往生で10時間に渡り約7000人の乗客らが車内に閉じ込められた2023年「西日本大雪」から今週で 3年 です。
そろそろ太平洋側でも大雪への警戒が必要な時期になります。
さて、はじめに…
都内開催「防災講座(無料)」のご案内です。
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■防災講座(無料)・セイショップ×麹町アカデミア主催
「首都直下地震・新被害想定」われわれは何をすればよいのか?
東京大学 先端科学技術研究センター 廣井悠教授
開催日時:2026/2/18(水)18:30-20:00
開催場所:SENQ六本木 9階イベントスペース *六本木駅 徒歩1分
★申込み&詳細はこちら⇒ https://peatix.com/event/4794372
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セイショップとのコラボ防災講座でおなじみの「麹町アカデミア( http://k-academia.co.jp/ )」では、東京大学先端科学技術研究センター教授の廣井悠先生をお招きし「首都直下地震・新被害想定」の解説を頂きます。
昨年(2025年)12月19日、日本政府は12年ぶりに「首都直下地震」の被害想定を見直しました。
政府のワーキンググループが約2年かけてまとめた報告書によれば、都心南部直下でM7クラスの地震が冬の夕方に発生した場合、死者は最大1万8000人、経済被害は83兆円に達します。
この想定を行なった政府「首都直下地震対策検討ワーキンググループ」委員であり、内閣府「災害発生時等の帰宅困難者等対策検討委員会」の座長をはじめ多くの防災関係の委員も務められ、NHKニュースやNHKスペシャルでの解説でおなじみの日本の防災のキーマンでいらっしゃる東京大学先端科学技術研究センターの廣井悠教授にご登壇をいただきます。
講座では、首都直下地震の新被害想定の概要をご説明いただくとともに、自分ごととして私達は何をどうすればいいのか、についてお話いただきます。
人気講座です。定員がありますので★申込★はお早めに!
★申込み&詳細はこちらから
⇒ https://peatix.com/event/4794372
※廣井悠先生の講座に関する主な記事
・関東大震災99年 教訓は生かされたのか?【講演録】
前編 https://shisokuyubi.com/special-column/the_great_kanto_earthquake_99years_1
後編 https://shisokuyubi.com/special-column/the_great_kanto_earthquake_99years_2
・首都直下地震と帰宅困難〜首都圏を襲う巨大地震、無理な帰宅が招く惨事とは【講演録】
https://shisokuyubi.com/special-column/syuto-earthquake
※首都直下地震・新被害想定の関連コラム記事(2025.12.29)
https://www.seishop.jp/blog/staffblog129/
明日は「大寒(だいかん)」です。
明日1月20日(火曜日)は、二十四節気「大寒(だいかん)」です。
今年(2026年)の大寒の期間は1月20日から2月3日頃までで、暦の上では、寒さが最も厳しい極寒の頃となる一方で、大寒を過ぎると、しだいに春の兆しも現れて参ります。
昨年(2025年)は、この大寒の頃に、実はスギ花粉が舞うという異常なほどの温暖でした。
今年はどうでしょうか?
今年(2026年)の大寒まわりは、昨年ほど異常ではなく、最新の気象情報と花粉飛散予測を照らし合わせると、状況はかなり対照的なようです。
日本気象協会の予測によると、今年の大寒の頃は「全国的に厳しい寒さの日が続く」ようです。
冬型の気圧配置が続き、平年より寒い日が多くなり、昨年のような春先の陽気は見られそうにありません。
気温が低いので、もちろんスギ花粉が舞うことはなさそうです。
今年は昨年とは逆で、冬らしい寒さがしっかり戻っています。
大都市圏の多い太平洋側(関東・東海・近畿)の雪はどうでしょうか?
今期の雪の予測では、太平洋側は「平年並み〜少なめ」が基本のようです。
日本海側のような“冬の大雪”は、基本的に太平洋側では起きませんが、2018年の首都圏の大雪や、2023年の西日本大雪のような大雪のように、太平洋側の地域でも気象条件が揃うと雪に見舞われます。
太平洋側の大雪は「南岸低気圧」や「瀬戸内低気圧」がカギ
太平洋側は一般的に雪が少ない地域とされていますが、条件がそろうと一気に大雪へと変わることがあります。
実際に首都圏や西日本の都市部では、過去に大きな積雪が発生しており、その背景には共通する気象条件が存在します。
太平洋側で大雪が起きるためには、まず強い寒気の南下が欠かせません。上空1500メートル付近の気温が、関東ではマイナス6℃以下、西日本ではマイナス3〜6℃以下になると、平地でも雪が降りやすくなるとされています。
さらに、南岸低気圧や瀬戸内低気圧が太平洋側沿いを通過することも重要です。気象庁が明確に「雪をもたらすコース」を定義しているわけではありませんが、関東では八丈島の北側、西日本では紀伊半島から四国沖を進むコースが雪を降らせやすいとされています。
南岸低気圧は毎年のように本州南岸を通過し、1月から4月にかけて発生が多く、1シーズンに5〜10回ほど日本付近へ接近します。特に2月は頻度が高く、関東の雪の多くはこの南岸低気圧によるものです。
低気圧が本州南側を進むと、北側の降水域が関東や東海にかかり、寒気が残っていれば雨ではなく雪に変わりやすくなります。西日本でも強い寒気が南下しているときには、南岸低気圧の影響で都市部でも積雪が発生することがあります。
また、降水のピークが最も気温の低い夜間から早朝に重なると、雪として積もる可能性がさらに高まります。
この三つの条件がそろうと、普段は雪が少ない太平洋側でも短時間で大きな積雪となることがあります。
2018年1月22日の首都圏の大雪はその典型例で、強烈な寒気と理想的な低気圧のコース、そして夕方から夜にかけての降水ピークが重なり、東京23区で23センチの積雪となりました。
一方、2023年1月24〜25日の西日本の大雪は、南岸低気圧ではなく10年に一度と言われる寒波が主因で、大阪付近にもマイナス12℃級の寒気が流れ込み、各地で積雪や交通障害が発生しました。
これらの事例から分かるように、太平洋側は雪が少ない地域であっても、大雪が起きないわけではありません。
寒気と低気圧、そして降水のタイミングが合えば、都市機能に影響を及ぼすほどの大雪が発生することがあります。太平洋側の大雪は例外的な現象ではなく、条件次第でいつでも起こり得るものだと理解しておくことが大切です。
日本の寒さのピークは1月上旬から2月上旬頃にかけて訪れます。これからの時期は気象ニュースに注意し、低気圧の接近が予想される際には、太平洋側の地域でも雪への備えをしておきましょう。
※関連コラム
・冬の寒さと西高東低(冬型の気圧配置)の関係(2025.12.22)
・今シーズンのドカ雪(大雪)を考える(2025.12.08)
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・大寒で、冬来たりなば春遠からじ(2025.01.20)
・日本の豪雪と冬将軍の正体とEU「民間防衛」の今(2024.11.25)
《 執筆者 》
SEI SHOP(セイショップ)総合プロデューサー
平井敬也(ひらいひろや)
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