おはようございます。
本日で、2011年3月11日の東日本大震災(M9.1)と福島第一原発事故から 14年(5324日)です。
2024年1月1日の令和6年能登半島地震(M7.6)から1年9ヶ月(644日)です。
また、能登半島地震の被災地である石川県奥能登地方を再び豪雨が襲った「奥能登豪雨(線状降水帯による大雨)」から9月21日で 1年 です。
平成7年(1995年)1月17日の阪神・淡路大震災(死者6,437人、重軽傷者43,792人)から 30年 です。
また、今週末10月12日(日曜日)は、関東地方を中心に死傷者498人を数えた2019年の超大型台風「台風19号」(令和元年東日本台風)からまもなく 6年目 です。
寒露(かんろ)
今週の水曜日(10月8日)は、二十四節気「 寒露(かんろ) 」です。
寒露(かんろ)とは、草や葉に宿った露が冷たく感じられる頃。
朝夕だけでなく、日中も涼しくなり、夜が長くなって露が冷たく感じられます。
これから、朝晩の冷え込みが強くなっていくものの、秋晴れの過ごしやすい日も増えていき、空気も澄み、月や星が美しい季節になります。
ただ、日没も早く夜が長くなってきます。これからの季節は、早めのお出かけ、早めの帰宅を心がけましょう。
《 露ざむの 情くれなゐに 千草かな 》飯田蛇笏(1885〜1962)
《 つゆさむや すこしかたむく 高嶺草 》飯田蛇笏
《 露の世は 露の世ながら さりながら 》小林一茶(1763〜1828)
《 今日よりは書付消さん笠の露 》松尾芭蕉(1644〜1694 *奥の細道)
※関連コラム
・秋雨前線と寒冷前線の荒天のお話(2024.10.07)
インフルエンザ(感染症)の流行が1か月早まっています。
例年、寒く乾燥する11月以降になるとインフルエンザなどの感染症が流行していきますが、今年は、少し様子が異なるようです。
先週末の10月3日(金曜日)、厚生労働省は「全国的にインフルエンザが流行シーズンに入った」と発表しました。
先週(第38週 9/15〜9/21)の医療機関の定点当たりのインフルエンザ感染者報告数が1.04となり、流行の目安としている1.00を今シーズン初めて上回りました。
季節性インフルエンザの流行が、通常より1か月以上も早い流行入りとなり、今、全国の学校や保育所などの学級閉鎖も相次いでいるようです。
また、現在、同じ感染症の新型コロナウイルスも増えてきております。新型コロナも、先週(第38週 9/15〜9/21)の1医療機関あたりの全国平均は6.93人となっております。
複数の専門家によると、これら感染症の流行の背景に、今夏の記録的猛暑の影響で、窓を閉め切ってエアコンを利用することが増えたこと、またエアコンの利用で部屋の空気が乾燥したことなど、ウイルスが繁殖しやすい条件が重なったためだとしています。
ワクチンを打っている人の数も少ないため、これから感染者数が増えていく可能性が高いと思われます。
暑さも和らいできたため、意識的に窓を開け換気をするや、手洗い励行といった、身近で簡単にできる感染症対策をして行ってください。
私どもセイショップでは、感染症対策関連グッズとして、次のような商品をお取り扱いしています。
サバイバルフーズ
サプリメント
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「サバイバルフーズ マルチビタミン&ミネラル」は免疫機能を調節する働きとして知られる「ビタミンD」が50μグラムと一般的なサプリの倍以上も豊富に含まれています。
手軽な消臭・抗菌スプレー「G2TAMαプラス」スターターセット(携帯用小ボトル2本付属)
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菌やウイルスの飛沫核を吸入しないようにするためのマスクで、0.3μmの微粒子(油分を含まない空気中の固体・液体の煙霧質)を95%以上カットする効果があります。
ウイルスの除去・抗ウイルス対策のマスクとして各所で利用されており、ご家庭や会社などでの対策にもお役立ていただけます。
セイショップは、皆様に、健康と安心をお届けしています。
中秋(ちゅうしゅう)の名月・十五夜(じゅうごや)
本日(10月6日・旧暦8月15日)は、満月という月のピークを迎え、綺麗な満月を愛で、秋の収穫を祝う月見の行事が行われる特別な日「 中秋の名月(十五夜)」です。
旧暦八月の15日目の月なので「十五夜」と言いますが、この十五夜という呼び方は単なる月齢の意味にほかなりません。
そのため、単に月齢だけを言うのならば月毎に「十五夜」が存在することになります。ただ、「十五夜」と言えば旧暦8月15日の「中秋の名月」を指すようになっていきました。
そして、翌日(旧暦8月16日)は「十六夜」と書いて(いざよい)と読みます。
普通は読めませんね。
「いざよい」は、古語「いざよう(ためらう・躊躇する)」の名詞形なのだそうです。
“月の出”は、中秋の名月の十五夜を境に、日ごとに約30分づつ遅くなっていきます。
そのため、十六夜の月は、十五夜よりも、昇るのをまるでためらっているかのように遅く見えること、またこの日に月が「満ちる」から「欠ける」への転換点となります。
この遅い月の動きに、古人らは“余韻”や“哀愁”、また“衰退”などといった感情を投影し、
「いざよい」と命名したのでは、と考えられています。
満月信仰
さて、旧暦8月15日(十五夜)は、稲や芋などの収穫期にあたり、また完全な円を描く満月は、欠けるところのない完成形であるので、人々はこれを農業の豊穣の象徴としました。
『古事記』や『日本書紀』に登場する月の神「月読命(つくよみのみこと)」は、夜を司る神であり、静寂・浄化・死と再生の象徴ともされ、満月はその神性が最も強く現れる時と考えられて、神仏への祈りの場としての満月信仰が育まれていきます。
平安時代には、貴族が舟遊びや管弦の宴を開き、満月を愛でる風雅な行事として定着し、江戸時代には庶民にも広まり、月見は農耕儀礼と結びついた信仰行事へと変化していきました。
そして、鎌倉から室町時代にかけて「月待ち(つきまち)=月待講」と呼ばれる、村人たちが集まって月の出を待ちながら飲食や祈りを捧げるという、月への民間信仰(月待信仰)が生れました。(「講(こう)」というのは庶民の間の信仰共同体で社交場でもあった)
古人らは、月を祖霊や神仏の象徴とし、これに供養・願掛け・収穫祈願などを行ないました。
月待ちの行事は、江戸時代に全国的に流行し、「十九夜講(じゅうくやこう)」や「二十三夜講(にじゅうさんやこう)」などができて、勢至菩薩(せいしぼさつ)などを本尊として礼拝し、安産や子育ての安全を祈願する目的で行事が行われたといいます。
とくに「十五夜(旧暦8月15日)」「十三夜(旧暦9月13日)」「十七夜(旧暦8月17日)」などの特定の月齢の夜の“月待ち”は、農耕儀礼と深く結びついていき、今も定着したと考えられています。
現在では、これらの「講」は廃れましたが、その名残として各地に「月待塔(つきまちとう)」と呼ばれる石塔が残っています。
…余談ですが、
スイス・バーゼル大学の2013年の研究で、満月の夜に睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌が低下し、睡眠の質が低下する人が3割増える、といった満月と交通事故などの関係で引用される有名な研究論文が知られています。
普通の夜よりも明るい満月の夜は、眠りも浅くなります。きっと、古人らが仲間と夜更かししながら“月待ちの行事”をすることに“満月”が都合が良かったのかもしれません。
※バーゼル大学の論文 > “Evidence that the Lunar Cycle Influences Human Sleep”(Current Biology 23, 1485–1488, August
5, 2013)
https://www.cell.com/current-biology/fulltext/S0960-9822(13)00754-9
日本独特の月の名前
日本の月の名には、月の満ち欠けの形や、その昇り方に対する名前が多くあり、美しい「月を見る」、月の出を待つ人の姿勢や心情を込めた命名となっています。
今週は…
10月5日(旧暦8月14日):小望月(こもちづき)…満月の前日、ほぼ満ちた月
※「望月(もちづき)」は最も満ちた月で「満月」の意味
10月6日(旧暦8月15日):十五夜(中秋の名月)
※「望月(もちづき)」=満月の意味。月は夕方には昇る
10月7日(旧暦8月16日):十六夜(いざよい)
※満月を過ぎて少し欠けた月が、十五夜よりも少し遅れて昇る
10月8日(旧暦8月17日):十七夜(じゅうしちや)=立待月(たちまちづき)
※月が立って待つほど遅く昇る
10月9日(旧暦8月18日):十八夜=居待月(いまちづき)
※月の出が座って待つほど遅い
10月10日(旧暦8月19日):十九夜=寝待月(ねまちづき)
※月が寝て待つほど遅い
10月11日(旧暦8月20日):二十夜=更待月(ふけまちづき)
※月の出が夜更けまで待つほど遅い
となります。
月の出が遅くなるにつれ、立って待ち → 座って待ち → 寝て待ち → 夜更けまで待つ、という姿勢の変化が生まれ、それがそのまま月名になったように見受けられます。
昔の「月待ち」をする村人たちの姿が思い浮かびますね。
月の満ち欠け(潮汐)と地震との関係
月は、古来より人々の生活や信仰に深く関わってきた存在です。
とりわけ満月や新月は、自然のリズムの節目として捉えられ、農耕儀礼や月待ち行事などに用いられてきました。
この満月や新月の時期は、月と太陽が地球の同じ方向または反対方向に並ぶため、潮汐力(ちょうせきりょく)が最大になります。
潮汐力というのは、天体の重力で地球上の物質が引っ張られる力の差のことで、特に、月と太陽の引力が地球に及ぼす影響が一般的に知られており、海の潮の満ち引き(潮汐)を引き起こす主な原因です。
…で、この満月や新月の時期は、大潮(おおしお)と呼ばれて海の満ち引きが最も激しくなるのです。
そして、この潮汐力は、地殻にもより強い応力がかかるため、古くから「地震が潮汐によって引き起こされるか」が注目されてきました。
潮汐には、海の満ち引きだけでなく、地球そのものがわずかに変形する「固体潮汐」という潮汐力も含まれているそうで、これらの力が地球内部の応力状態を変化させるのだそうです。
…と言っても、大きな地殻が潮汐で動くわけではなく、地球のプレート運動によって徐々に蓄積された歪み(断層面の応力)が、もう少しで解放されて地震が発生する状態だった場合、潮汐力が最後の引き金となるのではないかと考えられます。
そうして、潮汐力と地震・火山活動との関係性について多くの科学者の研究がなされてきましたが、ただ詳細は、現在も良くわかっていません。
潮汐力が地震の引き金になる、という研究
地球物理学者の井出哲さん(東京大学教授)らが2016年9月に“ネイチャー・ジオサイエンス誌”に発表した論文に《 大地震は満月あるいは新月の時に、より起こりやすい傾向がある 》と報告されて話題となりました。
満月や新月の時期には、月と太陽が一直線に並ぶため、地球に及ぶ潮汐力が最大となります。この潮汐力は海だけでなく、地殻にも微細な力を加えることが知られており、研究によれば、マグニチュード8.2以上の巨大地震の多くが満月や新月の前後に発生していたとし、潮汐力が断層の応力状態に影響を与える可能性が示唆されています。
※Nature > 大地震が起こる可能性は満潮時に高まる(2016年)
https://www.natureasia.com/ja-jp/research/highlight/10986/
気象庁気象研究所の廣瀬冬樹さんの研究だと、南太平洋のトンガ・ケルマディック海溝を対象に、潮汐のタイミングと応力の強さが地震発生にどう関係するかを解析した結果、断層すべりを促す潮汐応力が強いときに地震が多く発生する傾向があることがわかったそうです。
※「地震と潮汐との関係」(“Tidal Forcing of Interplate Earthquakes Along the Tonga-Kermadec Trench” 2019年)
https://www.mri-jma.go.jp/Dep/sei/fhirose/research/TidalStrain.html
逆に、潮汐力が最小のときに大地震が多かった、という報告もあります。
2010年の兵庫県立大学高度産業科学技術研究所の宮原義一さんらの研究です。
1991年から1996年までの世界で発生した130件の大規模地震を分析したところ、地震発生時の潮汐力の天頂成分が極小のとき(つまり潮汐力が最小の小潮の際でしょうか)、地震の頻度が他よりも2.6倍も多いことを見つけました。
※JSTAGE >「潮汐力と地震発生の相関関係について」(人と自然 第21号, 2010年)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/hitotoshizen/21/0/21_95/_pdf/-char/ja
大潮・小潮いずれにしても、潮汐力が何らかの影響を及ぼして、ある特定の条件を満たすような断層で地震の「引き金」となる可能性はあるのだろうな、と私も思います。
こうした研究は、将来的な地震予測にもつながる可能性があるので、今後の研究が期待されますね。
※関連コラム
・十三夜(後の月)(2024.10.14)
《 執筆者 》
SEI SHOP(セイショップ)総合プロデューサー
平井敬也(ひらいひろや)
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