おはようございます。
本日で、2011年3月11日の東日本大震災(M9.1)と福島第一原発事故から 14年(5296日)です。
2024年1月1日の令和6年能登半島地震(M7.6)から1年8ヶ月(616日)です。
平成7年(1995年)1月17日の阪神・淡路大震災(死者6,437人、重軽傷者43,792人)から 30年 です。
――はじめに、
「お得なキャンペーン(期間限定)」のお知らせです。
9月の「防災の日(防災月間)」にあわせて、セイショップでは、災害時の安心と健康をより多くの方に備えていただけるよう【防災強化支援月間2025】と題し、サバイバルフーズ特別セットをご用意いたしました。
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●社員研修に伴う臨時休業のお知らせ(2025年9月18日(木))●
誠に勝手ながら弊社の社員研修のため臨時休業となります。
休業期間:2025年9月18日(木)終日
上記期間中は、ご注文商品の配送、及び、お問い合わせ対応など全ての業務を休止いたします。業務再開は翌9月19日(金)午前10時からとなります。
詳細はこちら⇒ https://www.seishop.jp/blog/temporary-closure/
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二十四節気「白露(はくろ)」、七十二候「草露白(そうろしろし)」
残暑のきびしい日が続いています。
昨日(9月7日 日曜日)は、二十四節気「白露」を迎え、
本日(9月8日 月曜日)は、七十二候「草露白」となりました。
早朝、草木の葉に露(つゆ)が結び、白く見え始める頃です。
そして、明日(9月9日)は、五節句「重陽(ちょうよう)の節句」です。
今年は残暑が厳しそうですが、暦の上では、これから仲秋(ちゅうしゅう)を迎えますので、今後は、だんだんと残暑が遠のき、秋の気配も色濃くなってまいります。
※関連コラム
・重陽の節句の解説、白露の秋を迎えて(2024.09.09)
・桃の節句の災厄払いと33(耳の日のダジャレ)(2024.02.26)
台風15号、静岡で竜巻とみられる突風被害が発生
先週9月4日(木曜日)に発生した台風15号は、5日(金曜日)未明に高知県に上陸、昼前に和歌山県に再上陸したのち、中心気圧1,002hPa、最大瞬間風速25メートル(最大風速18メートル)という台風としては“弱い勢力”で本州を東進し紀伊半島に達しました。
ところが、紀伊半島を過ぎて房総半島に達するまでに、勢力は維持されたままで、逆に中心気圧992hPa、最大瞬間風速35メートルに台風が発達しました。
台風の中心の東側に活発な雨雲の帯が形成され、愛知県東部から静岡県へと進み、5日昼過ぎ頃から台風が静岡県を通過する際に、雷雨を伴った激しい荒天となり、線状降水帯も発生し「記録的短時間大雨情報」が多数発表されています。
静岡県牧之原で1時間雨量114ミリの猛烈な雨が観測された他、島田市や掛川市、伊豆市などで1時間に110ミリ〜120ミリの猛烈な雨となり、これに伴って、静岡県内では牧之原市や吉田町などで竜巻とみられる突風が発生し、牧之原市では建物の損傷が1000棟以上、負傷者24人が確認され、7日正午時点でも1万棟が停電しているといいます。
通常、台風は陸に上陸した後は勢力を落としますが、日本列島に上陸した後に台風が勢力を維持するだけでなく、発達しながら勢力を増す、という現象は、かなり異例な出来事のように思われました。
台風は海面から供給される水蒸気を「栄養源」として発達するものです。
気象庁らの観測によると、紀伊半島南方の海面水温は30℃以上の領域が広がっていたようで、台風の発達には通常26.5℃以上の海面水温が必要とされますが、今回はそれを大きく上回る水温が維持されており、台風が上陸後も勢力を保ちやすい環境だったようです。
4日に上陸した後も、通常なら上陸後に勢力が弱まるはずですが、5日にかけて滋賀県付近を通過しながら勢力を維持しました。今回の台風の進路が、太平洋側沿岸の洋上の高水温域の上を通過し続けたことも勢力が衰えにくかった要因だったようです。
今年は日本近海の海面水温が平年に比べて数℃も“異常に高い”ことが報告され、これが“猛暑(酷暑)”や“雷雨(線状降水帯)”など今夏の異常気象の原因と考えられています。
地球温暖化(気候変動)の影響は今後も続くでしょうし…。きっと、今後も、日本近海の高い海面温度が台風の上陸後に“強い勢力を維持させたまま”といった影響を及ぼすような事例が続くかもしれません。
心配ですね。
※資料 > 令和7年台風第15号に関する台風説明会(2025年9月4日時点)
https://www.jma-net.go.jp/kobe-c/topics/2025/T2515_202509041100.pdf
「過去の常識は通用しない、(今夏は)異常気象だと言える…」
先週9月5日(金曜日)、気象庁の専門家会議「異常気象分析検討会(検討会会長は中村尚・東大名誉教授)」が会合を開き、「 温暖化がなければ今夏の高温はほぼ発生し得ず、異常気象だと言える 」との評価結果を報告しました。
今夏、群馬県伊勢崎市で41.8℃(8月5日)、埼玉県鳩山町で41.4℃(8月5日)、静岡市で41.4℃(8月6日)となるなど、これまでの国内の歴代最高気温記録(41.1℃)を上回る観測地点が続出しました。
また、東京都心(千代田区)でも8月18から27日にかけて、10日連続の「猛暑日(35℃以上)」を観測(史上初)、9月3日時点で、東京都心の猛暑日(最高気温35℃以上)の年間日数もすでに「計28日」に達し、過去最多記録を更新中です。
そして、7月は全国的に少雨傾向となり、北陸地方では7月の降水量の最少記録を更新したほか、8月には日本海側を中心に記録的な大雨も相次ぎました。
※関連コラム
・史上最も暑い一日「歴代最高気温41.8℃」の衝撃(2025.08.11)
これらの原因として考えられるのは、
・今年は、太平洋の熱帯域での海水温が高く積乱雲の活動が活発化した影響により、2025年6月以降、上空の偏西風が平年より大幅に北を流れたため、上空のチベット高気圧が日本付近に張り出したことと、フィリピン東海上の積乱雲の活動が活発で日本付近への太平洋高気圧の張り出しを強めたこと。
そして、
・日本付近の上空が「チベット高気圧」と「太平洋高気圧」の二つの暖かい高気圧に覆われたため、晴れて気温が上がった。
・地球温暖化の影響と、海面水温(北半球中緯度帯)が顕著に高いことも、日本などの中緯度帯の気温が高いことに寄与した可能性がある。
とのことです。
今夏の高温は、地球温暖化がなければほぼ発生し得なかったもので、「数十年に1度」の発生頻度だった…とも分析されています。
さて、“異常な高温”は、とくに、一昨年の2023年から毎年のように続いている現象ですので、学者が述べる“数十年、数百年に1度”といった表現には、違和感を覚える人も多いかと思います。
ただ、これは統計学的な表現で、「数十年に1度」とは、ある規模の気象現象が平均して×年に1回起こるという確率論的な表現となる、のだそうです。
例えば「50年に1度の豪雨」と言えば、毎年2%(1/50)の確率で起こるといった意味になり、「50年に1回しか起こらない」という意味では無いのだそうです。
たいへん分かり難いですよね。
もう少し表現を工夫しても良いのでは…と、いつも思います。
※気象庁 > 令和7年夏の記録的な高温と7月の少雨の特徴およびその要因等について〜 異常気象分析検討会による分析結果の公表 〜
https://www.jma.go.jp/jma/press/2509/05b/kentoukai20250905.html
来年以降も、異常な猛暑は続くだろう…
明らかに異常気象で、地球温暖化は着実に進んでおり、今後も異常な高温が現れる可能性がある…
地球温暖化の影響が、長期的に見て大きくなっており、来年以降も、異常な猛暑は続くだろう…
というのは、多くの気象学者の共通見解のようです。
先週9月1日(月曜日)、気象庁(気象庁異常気象情報センター所長・及川義教氏)が会見で、
《
2025年夏(6〜8月)の日本の平均気温は、平年(過去30年平均気温)より+2.36℃高く、これまでの過去最高だった2023年と2024年の夏の記録を大幅に上回り、統計開始(1898年)以降で最も高くなりました。来年以降も「極端に暑い夏が増えるだろう」…
》
と発表しました。
また、今年は、9月以降も10月にかけて残暑が続く見込みで、熱中症の危険性が高い状態が続くようです。
気象庁では、引き続き熱中症に警戒するよう呼びかけています。
※気象庁 > 2025年の梅雨入り・明け及び夏(6〜8月)の記録的高温について
https://www.jma.go.jp/jma/press/2509/01a/summer_temp_20250901.html
…さて、
日本は海洋に依存した気候・生態系・経済構造を持つため、海水温の変化が気象災害・食料供給・地域経済・文化的慣習にまで大きな影響を及ぼします。
だから、素人見解となりますが…、四方を海に囲まれた島国の日本は、海水温の上昇(地球温暖化)の影響を、非常に受けやすい国、だと思われます。
しかも、一説には、日本近海の海面水温は世界平均の2倍以上のペースで上昇している、といった報告もあるのだそうです。
今年3月に発表された気象庁のレポート「海面水温の長期変化傾向(日本近海)」によると、日本近海の海面水温は、過去100年間で+1.33℃/100年の上昇率を示しており、これは世界平均(+0.62℃/100年)を大きく上回るといいます。とくに、三陸沖や日本海中部では、+2.0℃を超える上昇が観測されており、地域差も顕著で、これらは、黒潮の流路変化(黒潮大蛇行)や親潮の南下の弱まりなど、といった海流の変化も海水温の上昇と密接に関係していると考えられているのだそうです。
では、海水温が上昇するとどうなるのでしょうか?
まず、海水温が26.5℃を超えると台風が発生しやすくなりますので、温暖化によってこの条件が長期間維持されるようになり、台風はより頻繁に、そして巨大化する傾向を強めるものと考えられます。つまり、上陸時の勢力が衰えにくくなり、被害の拡大が懸念される訳です。
漁業資源にも変化が現れています。
水温の上昇により、魚の分布が北へと移動したり、例えばマグロが北海道沿岸に現れるなど、漁場の地理が変わりつつあります。さらに、プランクトンの減少や栄養塩の供給不足が漁獲量の減少や魚種の入れ替わりを引き起こしたりするので、地域経済に影響を及ぼしていきます。
近年では「海洋熱波(海面水温が平年より極端に高くなる現象)」と呼ばれる現象も頻発しています。
これは数日から数か月にわたり海水温が急激に上昇するもので、1980年代以降、日本近海でも倍増しているそうです。海洋生態系への打撃はもちろん、気象の極端化にもつながります。
さらに、海水温の上昇は海水の膨張(熱膨張)を促し、海面上昇の一因となります。これにより、砂浜の消失や高潮による浸水リスクが高まり、沿岸地域の防災対策が急務となっています。
先ほども述べましたが、日本は海に囲まれた国ですから、気候・生態系・経済・文化の多くが海と密接に結びついています。
だからこそ、海水温の変化は、単なる自然現象ではなく、私たちの暮らしの根幹に関わる問題かと思います。
※気象庁 > 海面水温の長期変化傾向(日本近海)(令和7年3月5日発表)
https://www.data.jma.go.jp/kaiyou/data/shindan/a_1/japan_warm/japan_warm.html
《 執筆者 》
SEI SHOP(セイショップ)総合プロデューサー
平井敬也(ひらいひろや)
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