感染症
2014年のエボラ出血熱流行や2003年SARS、2009年新型インフルエンザなどは、人類が常に新しい感染症の脅威にさらされていることを示しました。感染症には細菌とウイルスがあり、咳や飛沫、体液、動物や虫を介して人へ広がります。特にインフルエンザなどのウイルスは突然変異を繰り返し、人から人へ感染する型に進化してパンデミックを引き起こすことがあります。20世紀のスペイン風邪では5,000万人以上が死亡し、社会や経済に甚大な影響を与えました。治療法やワクチンの確立には時間を要するため、その間は感染を避ける努力や備蓄などの対策が不可欠です。
このコラムでは、感染力が高く、しかも症状が重篤化しやすく(致死率が高い)、世界大流行(パンデミック)する可能性があり、治療法が確立されていない新型感染症(高病原性(H5N1/H7N9)鳥インフルエンザなど)の感染症対策について述べていきたいと思っています。


