サバイバル®フーズ シリーズの アメリカ軍(ARMY仕様缶)向けの商品について... U.S. Military Defense Meals
Oregon Freeze Dry,Inc.is the leading supplier of freeze dried food to the United States Military.
Freeze-dried rations being fed to the U.S. 82nd Airborne.
サバイバルフーズ・シリーズは、アメリカ軍にフリーズドライ・レーション(Freeze Dried Rations)として供給もされています。主なレーション商品としては、「Long Range Patrol Ration (LRP)」「Ration Cold Weather (RCW)」「B-Ration (#10 Cans)」「Compressed Food (#2&1/2 Can)」など...があります。
先の湾岸戦争では、#10(大型缶)で約650万缶を生産し、のべ、2千万食相当の食料を米国軍に供給しました。レーションの多くはシチュー類が主ですが、ハンバーガーや干し葡萄など約1600万袋のフルーツバー(イチゴ、桃、西洋梨)も生産しています。
フリーズドライ・レーションには、航空母艦や原子力潜水艦に積込んだり、部隊の駐屯地に置かれる「缶入り(サバイバルフーズ#10、サバイバルフーズ#2&ハーフ)」のものと、MRE(Meal Ready to Eat)としてコンバットレーションなどに用いられる「袋入り(マウンテンハウス®パウチ)」の2種類があります。
Freeze-dried rations eats U.S. Soldiers in Iraq 2006.
2003年3月17日(現在)アメリカ合衆国政府の依頼により、一日当たり数十万人分の食料として工場をフル稼働し生産しているのは、右の写真の「チリ・コン・カーン(#10缶)[CHILI CON CARNE with BEANS]」というレーションになります。
この商品は民間には一切供給しておりません。また、日本国内で画像を掲載するのも、今回が恐らく初めてです。サバイバルフーズ・シリーズの#10(大型缶)の米国レーション仕様は、一般に、カーキ色の迷彩色仕様と、ゴールド(金色)缶の2種類があります。
この金色の缶は、実は缶にカーキ塗装を施していないだけで、民生用のサバイバルフーズ・シリーズの缶と同じ色です。弊社のサバイバルフーズ・シリーズの缶も説明用のパッケージングの紙を剥せば金色となります。レーションは缶の地肌にそのまま商品名と説明文を印字します。
現在、イラク駐留軍の20万人の米兵が主食として食べているこの「チリ・コン・カーン」の味は、サバイバルフーズ・シリーズのシチュウ「チリマック(牛肉とマカロニ・チリソース煮 : 現在は廃版)」とかなり似ています。レシピがほとんど一緒だからですね。
チリ・コン・カーンの主な用途は、ハンバーガー(ホットドック)などのソースとして利用されているそうです。
「ARMY CHILI CON CARNE with BEANS」はスペイン語と英語が混在した言葉で「チリと肉に豆」という意味です。スペイン語では「チリ・コン・カルネ」と発音します。