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規模に対して津波が高い! 日本海で大地震が発生したら?

防災コラム


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規模に対して津波が高い! 日本海で大地震が発生したら?

日本で想定されうる大地震と言えば、南海トラフ大地震をはじめ、太平洋を震源とするものが取り上げられることが多いですが、
過去には日本海を震源とする大地震も発生しています。
政府は今年8月、日本海を震源とする大規模地震について、有識者検討会による初の調査報告書を公表しました。

これは、北海道から北九州沖までの日本海の主要な60の断層を選定し、起こりうる最大規模の津波高を16道府県173市町村に
ついて予測したものです。

地震の規模に比べて津波が高い


日本海側での地震は、太平洋側での同じマグニチュードの地震と比較して、津波が高くなりやすいと考えられています。
日本海の断層は浅く高角であるため、海底の上下変動が大きくなるためです。
このため、マグニチュード7クラスの地震でも大津波が発生する危険性があります。

【16道府県の最大津波高】

北海道せたな町 23.4m
青森県深浦町 17.4m
秋田県八峰町 12.5m
山形県鶴岡市 13.6m
新潟県粟島浦村 12.6m
富山県入善町 7.5m
石川県珠洲市 15.8m
福井県坂井市 7.7m
京都府伊根町 7.2m
鳥取県岩美町 4.1m
島根県隠岐の島町 7.4m
山口県長門市 5.3m
福岡県宗像市 4.4m
佐賀県唐津市 2.6m
長崎県壱岐市 5.3m

一般的には、震源断層の近くでは津波が高く、震源から離れるにしたがって低くなります。
ところが、日本海の東北沖で発生した津波は、北陸地方や関西地方の沿岸部よりさらに西方の中国地方沿岸部の津波の方が高くなる場合もあると予想されています。

津波到達までの時間が早い


日本海には陸地から近い断層が多く、津波が到着するまでの時間が短いという特徴があります。
30センチを超える津波が平地に到着する時間として、北海道奥尻町、山形県酒田市、新潟県糸魚川市、富山県朝日町、
石川県輪島市、福井県福井市など6道県15市町村について、最短1分以内 と予想されています。

10分以内となると14道府県の82市町村となり、新潟県新潟市の7分、福岡県福岡市の8分などが当てはまります。

原発付近の津波高は?


日本海側に11ヵ所ある原子力発電所付近の津波高については、北海道柏原原発付近が最大5.8m、新潟県柏崎刈羽原発付近が3.4mなどで、建設中の青森県大間原発を含む11施設すべてについて、 電力会社が公表した想定を下回りました。

【原発付近の最大津波高】

泊原発(北海道) 5.8m
大間原発(青森) 1.7m
柏崎刈羽原発(新潟) 3.4m
志賀原発(石川) 3.8m
敦賀原発(福井) 2.6m
美浜原発(福井) 1.4m
大飯原発(福井) 2.8m
高浜原発(福井) 3.3m
島根原発(島根) 3.1m
玄海原発(佐賀) 1m
高速増殖炉もんじゅ(福井) 2.7m

計算方法が異なるため単純には比較できませんが、検討会の試算は、電力会社の想定と比べて原発周辺の詳細な地形などが
考慮されていないためと見られています。

日本海で大きな地震が起きた場合、津波が高くなりやすく陸地までの到着が速いという特徴から、津波による大きな被害が
予想されます。
日本海側の地域にお住まいの方は、いざという時の場合に備えて、津波が起きた場合の避難場所や避難経路を想定しておくことが
大切だと言えるでしょう。

また、大きな揺れを感じた場合には、気象庁の津波情報や避難勧告、避難指示などに注目することを忘れないようにしましょう。

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